トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2017年2月5日日曜日

RICOH GXRと世界を旅する



2009年12月に発売が開始されたRICOH GXR。付き合いは、2010年に始まり、旅のお供に連れて歩いてきました。(写真のGXRはジャスパーのコロンビア大氷原手前のインフォメーションセンターで)。

RICOH GXR+P10

スタートは、このコンパクトなP10ユニットから。軽くて持ちやすい入門用のユニットを、あちこち連れてまわりました。

RICOH GXR + P10 @ Algonquin Park
RICOH GXR + P10 @ Algonquin Park

写真はトロントから車で3時間ほど行った「アルゴンキン」の紅葉。そして水を飲みにひょこりでてきたムース(へらじか)。角がないので雌ですね。

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P10はイベントの撮影にも威力を発揮しました。上の写真はトロントで毎年10万人以上集める「カリビアン・カーニバル」の、キング&クイーン・コンテスト。夜遅くまで行われるなかなか厳しい撮影条件で、ダンサーの皆さんは張り切って踊っていますので被写体としては面白いのですがシャッターを切るタイミングが難しい。。しかもカメラマン席はステージにそんなに寄れない・・P10はこういう条件でもズームとISOのセッティグを上手に使うとなんとかなります。

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これは夏の終わりに毎年行われる航空ショー。日本で言うと「ブルーインパルス」的な「スノーバード」が一番人気です。航空機は高速で動いているので撮影にはコツがいります。

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トロントは五大湖の一つとして有名な「オンタリオ湖」という「海みたいな」湖があります。そこに水鳥がたくさんいるのですが、彼らの撮影は航空機ショーよりも大変かもしれません。でも、動く被写体を撮るのは楽しいですね。

RICOH GXR A12 @ GRAVENHURST
RICOH GXR A12 @ GRAVENHURST

P10ユニットに慣れた頃、次なるユニットのS10とA12(50ミリ)が参加。特にA12(50ミリ)の写りは衝撃でした。上の2枚は、アルゴンキンの手前のオリリアのあたりで撮ったもの。周辺にはキャンプ場がいくつもあって、自然がいっぱい。特に雨が降ると、マクロな撮影日和になります。晴れている時は絵はがき的な写真が撮れて楽しいけれど、雨が降るとまた違ったシーンが生まれるので、好きです。


RICOH GXR A12 28mm @ Toronto

そして次に入手したのはA12(28ミリ)ユニット。ボックスを空けて最初にA12 28mmユニットで試し撮りをしているとこですね。

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1枚目はナイアガラの滝をヘリコプターから。2枚目はナイアガラの滝に上がる花火。どちらもシャッターチャンスが難しいシーンですが、A12 28mmならばへっちゃらです。ヘリからの撮影は手持ちですが、花火は三脚を立てて専用のレリーズを使ってシャッターを切っています。もちろん欄干にカメラを手で固定してシャッターを押しても撮れますが、やはり三脚使用が安心です。

手持ちのユニットはこうして4種類に。最初はP10オンリーだったのが、徐々にA12ユニットに変化して行きます。理由はやはり、レンズの良さと画像の質。RAWモードで撮影し現像するという作業が日常化しているため、A12ユニットのRAWモードの画質に信頼を置くようになります。
http://blog.makotophotography.ca/2010/11/ricoh-gxr-a12-28mm.html

以上はすべて2010年の出来事。
さらに2年が経ち、今度はA12マウントユニットを入手。

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ライカ用レンズが使える大型CMOSセンサー搭載のマウントユニットに、フォクトレンダー&ニコンのオールドレンズの組み合わせを覚えました。GXRのユニットはレンズとセンサーが一体となっているデザインですが、このマウントユニットを使うとさらにレンズに幅が出ます。マニュアルレンズなので、ピントは手であわせます。これがまた、楽しい。

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これは昇仙峡での一枚。フォクトレンダーのSUPER WIDE-HELIAR 15mmというワイドレンズをつけて撮っています。この辺の楽しさというのは、大好きなフィルムカメラ「ROLLEI35」と同じような感覚で撮れるところがいいですね。ちなみに上の5枚のうち一枚はROLLEI 35で撮った写真が混ざっています・・・さあ、どれでしょう??

こんな風にGXRを使い倒していたご縁から、先日は一時帰国のおり「NEW GR」の記者会見にも出席させていただきました。

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このカメラは、一眼デジカメのサブカメラとして主にスナップ用に使ってきましたが、いまだにそのポジションは変わらずに活躍しています。特に最初は「EventJot」というiPhoneのツイッターアプリを使った、「ライブ中継風」のレポートに大活躍。特に、このEye-Fiカードを発見してからは、ずっとこのカードがGXRにささりっぱなしになっています。この組み合わせが、とっても便利。
特にP10ユニットはズームが効いて使い勝手も良く、工夫すればシャッターチャンスが難しいアイスホッケーやテニス等も十分守備範囲内。かなり楽しませてもらいました。




ニューヨークひとり旅では、iPhoneのGPSとマップを使い、ガイドブックを使わない街歩き&ライブレポートを行いました。この時は私がフリーランスになってからちょうど10年目。訪れたニューヨークは911のあの事件の10年目の記念式典の直前で、ものものしい警備の中GXRを持って街を走り回っていました。

Untitled

GXRは極寒のイエローナイフでのオーロラ撮影でも活躍しました。撮影した写真はその後、「地球の歩き方 カナダ版/カナダ西部版」のオーロラ特集グラビアページに掲載され、GXRのクオリティーがスナップだけでなく雑誌にも使用できるものであることが証明されました。



私が入手したユニットはどれもトラブルフリーで、イエローナイフのオーロラではマイナス20度以下を記録した環境でも2時間以上持ちこたえました。(動作保証外ですので、自己責任で・・)もちろん、温度差による結露には充分注意してカメラを壊さないようにしないといけないので、密閉のできるカメラバッグやジップロックで完全防備。夏の灼熱のトロントでも長時間首からぶら下げての撮影もこなしてきました。
特にセンサーとレンズが一体となっているユニットは、レンズの着脱が容易でしかもユニット交換時にセンサーに入り込むゴミがゼロ。端子の部分は気を使うものの、ポシェットに入れてポケットやバッグに入れておいて無問題。

RICOH GXR A12 28mm @ Hong Kong
RICOH GXR P10 @ Hong Kong

この2枚は香港で。

RICOH GXR + A12 28mm - Shanghai
RICOH GXR A12 28mm @ Shanghai

この2枚は上海。下のおじさんはオレンジを売っていたのですが、「写真撮らせて」とカメラを指差して笑顔で近づくと、機嫌良くハイポーズ。立ち去ろうとすると、さらに笑顔でビニール袋に入った5個入りのオレンジを手渡され「あ、そうか・・・」。いらないのにその後ずっとオレンジを持って上海の街を歩いたわけです。これが結構重かった。。。そういう街でした。

GXRはもともと「気軽なスナップ用」と思っていたのですが、A12ユニットに代表される「単焦点レンズ+大型CMOSセンサー」の組み合わせは一眼レフのデジカメに匹敵する写真を産み出しますので、とっさの時や大型のカメラが使えないロケーションなどでも安心。

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夜景や花火でも大活躍。この3枚はトロントで。

MARKET by JEAN-GEORGES @ Shangri-La
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レストランという暗いシーンでも充分いい画が撮れること。1枚目はトロントのAshbridges Bayで行われる花火大会での一枚。次はバンクーバーのシャングリラ・ホテルのレストランで食べた活きボタンエビ。3枚目はVIA鉄道の食堂車で食べたラムチョップ。4枚目はボストンで食べたツナ・バーガー(ボストンで食べた他の写真はこちら)。5枚目は神田神保町の「ウイスラーカフェ」で飲んだカナディアン・クラブ黒ラベル。


Jasper / Sunwapta Falls

VIA鉄道でバンクーバーからトロントまで大陸横断鉄道で旅した際に訪れたジャスパーで。

トロントからVIA鉄道を使ってロンドン(オンタリオ州/カナダ)に向った時のひとこまをムービーにしてみました。

Short Trip to London from Makoto on Vimeo.





マニュアルレンズが装着できるA12ユニットが加わってから、レンズが増えました。



最近では、ロンドンでも活躍。鉄道を散々見てきました。

ディスコンですし、スペック的にものすごく古いカメラになってしまいましたが、取り回しに慣れているので壊れるまで使って行く感じになっています。