トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2016年9月16日金曜日

トロントからボストン〜レンタカー編



トロントからボストンへの旅は今回が2度目でしたが、随分と違った旅になりました。今回は、現地の移動に使ったレンタカーについて書いてみたいと思います。
自分の場合はいわゆる個人旅行ばかりで、ツアーを申し込むことはほとんどありません。サービスに頼らない分、事前に自分に与えられているオプション(選択肢)がどれだけあるのか、その情報量が思い通りの旅に近づく鍵。インターネット時代の今どきは何でも情報が命。それも新しければ新しいほどいいですよね。インターネットがこれだけ普及していれば、情報収集もぐっと楽で、英語に触れること普段から慣れているぶん、旅を始める前からいろいろと楽しいことが待っています。

ただし、与えられた選択肢を自分が選べるかどうかは別。例えば旅行(海外も含め)でのレンタカー使用。訪れる街の中心部を離れることができるなど、旅の自由度は大きく広がりますが、その国で有効な運転免許証を持っているか、運転経験は、事故などのリスク、などとハードルがぐっと上がるのも現実。それは避けたいとなると現地送迎サービスを使ったりオプショナル・ツアーを買うという方向性になりますよね。自分で探して、ハンドルを握って見知らぬ街を走る。この経験で得られる情報量は圧倒的に大きいし、満足度も高いわけですから、旅人としての自分の能力が試される瞬間です。

トロントに住む私が今回ボストンでレンタカーを選ぶことができたのは、オンタリオ州の運転免許証がアメリカでも有効だということから。前回は地下鉄と徒歩を使った旅でしたから、ちょっとステップアップ。少しずつ旅の経験を増やしながら、新しいことができるようになるのも醍醐味です。

アイランド空港が便利

まずはアクセス。もちろん飛行機になります。トロントアイランド空港はダウンタウンにありますから、アクセスは抜群。ここを国内便発着だけと勘違いしている人が多いようですがアメリカ行きも結構飛んでいて、ボストンへも1時間ほどで飛んで行きます。この空港から飛ぶ最大の理由は、地方空港ならではのセキュリティの行列が短いこと。PORTER に乗りましたが、エアカナダも飛んでいて値段はほぼ同じ。

機内は快適でした。PORTER は日本でいうところのLCCという趣ですが、機内ではドリンクとスナックのサービス(無料)がありました。ローガンに到着するとロングウィークエンドの初日と到着便が午後3時頃だったことが加わり、税関が2時間もかかる大行列に巻き込まれてしまいましたが、次回はもう1本早い便を選びたいですね。

循環バスでレンタカーセンターへ移動

空港でのレンタカーは「レンタカーセンター」へ移動してから。念のため到着ロビーの案内で聞くと、循環バス(無料、33番)に乗れ、ということでした。このカウンターには、観光案内のパンフレットやブックレット(英語)、地下鉄路線図があり基本情報は得られるようになっています。

循環バスはわかりやすい電光掲示板表示になっていて、到着予想時間もあるという親切さ。番号ごとに行き先が違います。目的のレンタカー・センター停留所(終点)へは乗車し2駅目、時間にして5分とかかりません。建物を入るとずらりとカウンターが並んでいて、AVIA/BUDGET共通入り口で再び行列して無事に予約していたレンタカーを借りることができました。気をつけたいのはカウンターでのセールス。こちらでは予約で指定していても、車種アップグレードを勧めてきます。普段から日本でレンタカーを借りることに慣れていれば流れとしては一緒ですが、車種の変更は想定外でしょう。こちらの要望を言えれば良いと思います。

駐車場に移動しクルマを探そうとするのですが、契約書に書かれていた番号が路面にクルマが駐車している番号だということに気づきませんでした。キーを渡されていればドアの開閉ボタンを押してランプがつくことで場所を見つけることができますが、クルマの中に置かれていましたのでこれは戸惑いました。駐車場出口のところで免許証と契約書をチェックし、クルマのフロントグラスについているバーコードをスキャンするという流れで、盗難を防いでいるようです。

乗ったクルマはフォード Fusion。なんだかんだで3日で300ドルかかりました。ゆったりサイズで、乗り心地の良いクルマでしたから、まあこんなもんでしょう。

面白かったのは、シフトレバーがなくダイアルだったこと。これは最後まで慣れませんでした。クルマ乗りを楽しむというのではなく、移動手段としての快適さということなんでしょうね。ガソリンは、結構走りましたが昔のアメ車というイメージとは程遠い好燃費でした。これはありがたいことです。

目的地ケープ・コッドのオーリアンズ(Orleans)周辺に2泊3日。ローガンを出てすぐ I-93 に乗るために3ドル25だったかを料金所で払い(キャッシュのみ)、あとはほぼまっすぐ。トロントと違うのは、速度表示がマイルだったというくらいで違和感なく運転ができました。

スマホは事前にUSローミングを

出発前にしたのは、レンタカーを予約+USキャッシュ+スマホのUSローミング。これで、現地に着いたらすぐ Google Map を音声ナビ代わりに旅を始められます。オーリアンズまでは約2時間ほど。途中渋滞はなく、森の中を抜けるようなドライブは快適でした。

旅行の際にスマホ+ネット環境をどう整えるかは、私にとって重要事項。国外に出る時に最初の考えるのは、空港到着後すぐにネットが使えるようにすること。私のスマホは WIND で契約していますが、USローミング(データ無制限)はアドオンで、15ドル。安さと便利さにつられて購入し、結果的にこれが正解でした。ローガンの到着ロビーには SIM 売り場と自動販売機もありましたが、買っている人は皆無。空港で設定をしなければならないことを考えると、ローミングでしのぐというのはストレスフリーな方法です。ロンドンでは SIM を買いましたが、US対応はローミングが有利と、お国柄で色々と便利な方法があるようです。

アメリカとカナダは隣接しています。共通していることも多く、海外旅行というようには感じられない部分が多かったように思います。トロントからボストンというのは気軽に行ける旅行先。今回はさらにそのことを実感しました。

宿泊は1軒家を借り切った、今流行の AIR B&B。これについては、また次の機会に。