トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
自己紹介はこちら

2016年6月21日火曜日

ブロンプトンでトロントTTC初自転車輪行(ストリートカー)



トロントの街を走り回る、名物赤いストリートカー。今回はこのストリートカーとブロンプトンを使った輪行について書いてみたいと思います。

押さえておきたい基本ルールとコツ

市内を走る公共交通機関のTTCの輪行は、平日はラッシュアワーを除く時間帯、週末は全日が許可されています。ただこれは折り畳みではない普通の自転車を持ち込む場合のこと。折り畳みについては規定はありません。現実的に一番問題になる混雑の具合と車両の大きさについて考えてみました。

まずは混雑。TTCはかなり混みます。午前10時以前と午後5時~7時頃の時間帯に持ち込むのは、折り畳みであっても現実的ではないと思います。輪行をする場合は、この時間は避けるべきでしょうね。

次に車両の大きさ。バスと旧型のストリートカーは特に車内が狭く、折り畳みであっても置き場所に苦労します。地下鉄の場合車両自体には問題はありませんが、混雑する駅構内を移動しますから念のため輪行袋に入れるというのがエチケット的にベストだと思われます。

一方 Flexy と呼ばれる新型ストリートカーは車両も広く、後部車両には自転車専用のラックがありますから、輪行にも配慮があって乗りやすいと思います。

新型ストリートカーに乗ってみました

こうしたことをふまえ、以前から考えていた TTC 初輪行を実行に移してみました。目的地ですが、以前は行くのが不便だったディスティラリー地区にストリートカーが開通したというニュースを耳にしたので、様子を見る目的で行きは自転車、帰りを輪行と計画してみました。



ストリートカーのルートは、従来のキング・ストリート線がCherry St で分岐し、南下してDistillery 行きになるというもの。確かにキングを走っていたら、こんな風に南へ下るストリートカーが頻繁に見られました。



ダウンタウンは相変わらずですが、ディスティラリーに近づく Cherry St は自転車用レーンが整備されていました。



自転車でのんびりダウンタウンを走り、ディスティラリーに到着。ちょうど東側の広場に Distillery roop と呼ばれる新駅が作られていました。ここなら目の前ですからとても便利ですね。この路線に新型ストリートカーが走っているのを見かけていたので、何台か旧型をやり過ごして乗ってみることにしました。



駅名がループというのは、ここで車両が一周して向きを変えるため。こんな風にぐるりと回ってやってきます。



新型はPRESTO カード対応、すべてのドアから乗車ができるので、空いているドアからまずは乗車。



新型車両には専用の自転車ラックがあります。



こういうマークがありますので、すぐわかります。



午後7時過ぎだったため車内はガラガラ。



iPhone でタッチしていますが、裏に PRESTO カードを挟んでいるだけです。



タップ後に念のため、トランスファーチケットを取っておきます。



下からチケットが出てきます。



何かあって降ろされることもあるので、TTC に乗るときは必ずこれを取っておきます。



走行中は結構揺れるので、自転車専用ラックにはベルトがつけられていますね。壁側にブルーのベルト型ホルダーが見えます。普通の自転車を乗せる場合は、このベルトを引き出してホルダーで自転車を固定する形になります。ブロンプトンは小さいので、逆におさまりが悪い感じです。



見ているとここが一番おさまりが良さそうだったので、場所を移動。



もう一つ壁側に押し込むと固定され、車両が揺れてもしっかりホールドされるようになりました。座席の後ろにすっぽりと入るため、ほかの乗客にも迷惑をかけずにすみ、良い場所だと思います。ドアの隣なので、降車時も便利。やはり空いている時間帯がいいですね。





ぐーんと曲がってキングに出ます。



夏時間なので午後9時くらいまでは明るいため、夜の時間を有効に使えますね。クルマが多い日中ではなく、明るい夕方に出るというのも良いかもしれません。



途中駅で降り、ここからは自転車に乗って家に戻り、TTC 初輪行は終了。新型ストリートカーが走っている路線での輪行は、なかなか楽でした。