トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2016年6月1日水曜日

モントリオールで観る、本場シルク・ド・ソレイユ新作「LUZIA」



ここのところモントリオールを数回訪れているのですが、印象に残っているものの一つとして挙げられる、人生初体験のシルク・ド・ソレイユ。2016年の新作「LUZIA」を見た旅を振り返ってみたいと思います。



VIA鉄道のコリドー CANRAIL PASS。21日間で7回乗車という限定パスですが、期間を終えた結果6回乗車に終わり、なんとか「元を取った」と言って良いでしょう。こんなにVIAに乗ったのは生まれて初めて。すっかり慣れてしまいました。

話はその始まりの日に戻ります。出発は早朝のトロント・ユニオン駅。モントリオール旅は1泊2日で、目的がいくつかあったため、モントリオールで最も滞在時間が長く取れる一番電車を選択。午前6時40分発でしたので、ようやく日が上がってきた朝焼けのCNタワーを見ながら、列車に向かいます。駅は家から歩いて15分ほどなので、地下鉄は使わずトコトコ歩いて向かいました。



お馴染みのユニオン駅コンコース。人もまばらですね。正面の案内板で、ホームの場所を確認して左手方向にあるVIA入り口に進みます。



改札はありません。ホームへ上がるエスカレーターの手前で一度チケットを見せ、スキャンします。大きな荷物がある場合は、重量を確認するためにスケールにのせるように言われ、超過すると料金を取られる場合があります。エスカレーターを上がりきった所にで待っている係員に車両ナンバーを伝えます。ドアの前でもう一度声をかけられて、乗り込むというスタイル。この間荷物は常に持って列車に乗り込みます。



車両番号は、入り口のドアの横に表示されている番号の下一桁になります。例えばこの車両番号は6703ですから、3号車というように読みます。



車内は2+2の座席指定ですから、決められた場所を探して座ります。キャリーケースなどがある場合は、入り口付近にある荷物棚に入れておきます。



こんな感じで着席。飛行機と比較すると、足元に余裕がありますね。この時はお隣さんがいませんでしたから、かなりゆったりと過ごすことができました。



英語とフランス語の出発アナウンスの後しばらくすると、車内販売のカートが回ってきます。ソフトドリンクやサンドイッチ類の販売があります。日本ではもうなくなっちゃったんですね、車内販売。エコノミーに座っていますから、紅茶を2ドル50で買います。ただこの時は、係員が請求し忘れて私も払う事をすっかり忘れていたので、払っていないとうい事を後で気づきました。おおらかな国カナダです。なお検札はこの後。車掌さんがバーコードのスキャンをしにやってきます。



車窓から外の風景を見ながら約5時間。6時40分定刻に出発した列車は、オンタリオ湖畔を走り、街を抜け、森を抜け、川を渡りながら終点のモントリオールを目指します。常時WiFiが繋がっていますので、この辺は便利ですね。特に日本から旅行をしていると、インターネットのアクセスができる時間帯は貴重でしょう。



そろそろ到着です。



モントリオールのダウンタウンと郊外を結ぶ近郊列車AMT。



定刻通り到着です。列車を降りたらエスカレーターを上がると、駅のコンコースに出ます。特に改札はありません。ここにはファストフード店が集まるフードコートになっているエリアがあり、お昼時はなかなかの賑わいでした。軽く食事をすませたり、トイレ休憩をするのには大変便利です。



モントリオール中央駅は、地下鉄(メトロ)と直結しています。行き方は看板の指示通りに歩くとCNの本部入り口を越えた先のエスカレーターを降りると、改札に出ます。改札の横には、チケットブースがあり係員がいますから、ここで買います。モントリオールは基本フランス語ですが、ダウンタウンの場合多くは英語が通じます。



メトロ用のチケットには1回、24時間有効の乗り放題デイパス、スマートカードなどがありますが、今回はデイパスを買います。



お願いするとポケットタイプの路線図もくれますので、入手しておくと便利です。



ちょっと硬めの紙のチケットですが、改札ではセンサーにタッチすると ピッという音がして、中に入る事ができるというお馴染みのスタイルになります。



6時間の多くを地下鉄に乗って駅を中心にあちこちと見て回ったわけですが、夕方になってようやくホテルのチェックインも済ませ、いよいよ夜のモントリオール旧市街に向かいます。ホテルは地下鉄 Berri-Uqam から歩いて3分ほどの所に取ったので、旧市街まで歩いて10分ちょっと。徒歩で向かいます。



会場につきました。ここで簡単なセキュリティー・チェックがあります。



いまどきはウエブで予約し、バーコードのついたチケットを自分で印刷して入場するという方法が一般的ですが、この時はチケットを記念にしたかったので、ちょっとだけお金を余分に払ってWill Callにしました。なので、チケットブースに並びます。



記念のパンフレットとチケット。思い出になります。最近お土産というと、いわゆるお土産やさんに行くことがなくなり、こういうスタイルばかりですね。家族にはこういうものを見せながら、土産話をするのが一番ではないかと思っているのですが。。。



チケットをスキャンしてテントの中に入ると、飲み物やらグッズ販売やらと大盛況でした。



特に何も買わず、ぶらぶらと見て回ります。



なかなか美しい舞台です。今回はテーマがメキシコということだったようです。



アクロバチックな演技やら、ビックリするほど不思議な体を持った青年が登場したりと、伝統的な中にも新しさのあるサーカスを存分に楽しむことができる構成になっていて、大満足でした。さらに音楽が素晴らしい。シルクは生まれて初めて見るのですが、プログラムの随所に斬新な工夫が凝らされていて、最後まで食い入るように見つめてしまいました。それ以上に、モントリオールの観客が醸し出す空気感がすごい。この観客に包まれるという体験そのものに、心を揺さぶられるものがあるように感じました。やはり地元開催ということなんでしょうか。



美しい夕景を見ながら、同じ道を歩いてホテルに戻ります。朝6時起床で、ホテルに戻ったのが10時過ぎ。盛りだくさんの充実した1日を締めくくるにの相応しいものでした。帰りのVIAは夕方の便を取っていましたから、さらに翌日もモントリオールを歩きます。シルクは日本でもやっていますが、今年のプログラムの初演を地元のモントリオールで見るという経験は、味があって良いものです。最近はどこにいても世界各地のものが買えたり情報が取れたりする便利な時代になっていますが、特定の場所に行かなければ経験できないものというのは、確かに存在します。私の場合は全くの初めてでしたから、強烈な印象となりました。



公式ウエブサイトを見ると、今回のテーマであるメキシコに関連したムービーがアップされています。これはメキシコ人のクリエーターが今回の公演について語っているようです。



全編スペイン語のようですが、右下の歯車をクリックしキャプションの言語を英語にして、左のキャプションボタンをオンにすると、何を言っているかがわかります。

まもなくトロント公演が始まります。

シルク・ド・ソレイユ「LUZIA」トロント公演:
公式ウエブサイト:https://www.cirquedusoleil.com/
日時:2016年7月28日〜10月16日
場所:The Port Lands