トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2016年4月16日土曜日

トロントでCar2Go+ブロンプトン



4月も半ば過ぎて、晴天が続くトロント。ブロンプトンの街乗りもだいぶ慣れたので、カーシェアリングを初経験してきました。

カーシェアリングをざっくり説明すると、レンタカーより短時間でもクルマを借りることができるサービス、と言えばいいでしょうか。特に便利なのは、決められたエリアであれば、乗り捨てることができること。スタートした所に戻る必要はありません。トロントにはCar2GoとZip Carの2社があり、Zipの方はレンタカーと似たような車種構成ですが、Car2Goは2人乗りのSmart for Two専用となっています。比較したのですが、ほぼ一人でしか乗らないので、Car2Goで充分と判断しました。

1週間前に長年乗ってきたカムリを手放しました。それでもクルマが必要になった時のことを考え、最近街でよく見かけるCar2Goに登録をしたわけです。オンラインで申請をしたところ約3日で許可がおりました。トロントでは無事故でしたので(違反はちょっとだけある)すんなり通り、これでカーシェアリングがいつでも使えます。ダウンタウンの真ん中に住んでいる特権ですね。

Car2Goは世界30都市でサービスを展開中で、この業界ではシェア第1位とか。カナダでは、バンクーバー(2011年6月)、カルガリー(2012年7月)、トロント(2012年6月)、モントリオール(2013年11月)の4都市で展開しています。



カードが送られてくるのかと思ったら、すべてアプリ上で行うとのこと。早速手持ちのスマホにダウンロードし、登録時に作ったアカウントでログインしておきます。



今日はオズボーン・コレクションで鉄道の「Show&Tell」に参加。終わったあとにアプリを見たら、近所に一台あったので、早速初乗りを決め込みました。アプリ内のマップに、一番近いクルマとルート、そこまでの所用時間が表示されています。



最近始まったストリートパーキング。これまではGreenPでしか駐車できませんでしたが、今後はこんなスタイルになるようです。



早速アプリでこのクルマをアンロックします。



30秒ほどで完了。



ドアを開けて中に乗り込みます。2人乗りですから、狭いといえば狭いのでしょうが、運転席に座って特に違和感はありませんでした。



クルマのキーは、ハンドルの右側にあるダッシュボードに刺さっています。規約に合意するためのボタンを押すと、自分だけしか知らないPINナンバーの入力を促されます。



終了すると、キーを抜くように指示されますのでそのようにします。



エンジンは、床にあるシフトレバーの手前にキーを差し込み、ブレーキペダルを踏みながらキーを回すという方法でした。



まずはクルマに慣れるために、少しだけダウンタウンをドライブします。排気量の少ない小型車なので、アクセルの感覚に慣れるまで少し時間がかかりましたが、街乗りには丁度良いと思います。



寄り道して、住んでいるコンドミニアムの地下駐車場に入れます。キーを抜いた後に「Stop over」にしておくと、戻ってきてまたクルマを使うことができます。



早速ブロンプトンをカーゴスペースに放り込みます。キーを入れるとPINナンバーの入力をして、エンジンスタートです。



少し走って、クルマをGreenPに停めます。慣らし運転は、こんな感じで充分ですね。



駐車場からの帰りは自転車です。



クルマはもう使わないので、「End Trip」のボタンを押して終了。15秒間のカウントダウンが始まりその後にドアはロックされますので、忘れ物厳禁。ブロンプトンを入れたままロックされてしまったら大変。



アプリで使用状況と課金を確認します。



$39.55は、最初に1度だけかかる登録料です。利用料は、1分間に$0.41で、1時間ごとに$14.99、1日借りると$84.99(共に+TAX)。連続して5.6時間を越えると、それ以上は課金されない、という計算になります。



そんなにクルマには乗りませんから、このくらいで済めば良い方でしょうか。クルマでなければどうしても行けないような場所、といってもまとまったグロサリーの買い物をする時くらいでしょうから、便利です。



従来の方法でこれを実現しようとすると、レンタカーを24時間借りるしかなかったわけで、値段もこうなってしまいます。カーシェアリングが普及して、我々にとっては新しい選択肢が生まれたというのは喜ばしいこと。面倒な手続きを踏まずに、アプリで近所で使えるクルマを探し、ちょっとだけ借りて、その分だけ支払う。これが、大都市のマルチモーダルの今なんですね。

Car2Goとブロンプトンを組み合わせたら、ちょっと面白い旅ができるんじゃないかと、考えています。