トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2015年8月15日土曜日

トロントでリアル・エール(カスク)を飲む(Queen and Beaver)



ロンドンでカスク(リアル・エール)を飲んでから、その味が懐かしくなることがあります。このビールは瓶や缶で飲めるものではなく消費期限が短いため、本場でもレギュラーとして提供しているレストランの数が多くありません。トロントでも飲めないかな? そんなレストラン、トロントにもあるのかと探してみると、数件あるんですね。その中の一つ「Queen and Beaver」に行ってきました。

かなりキャラの濃いレストランでした




お店の外観です。トロントのダウンタウンのほぼ真ん中。エルム・ストリートにあります。ここはカジュアルなパブで、パティオはここと2階。室内は1階と2階に分かれています。

http://queenandbeaverpub.ca



お目当のカスク「CASK CONDITIONED(キャスク・コンディション)」。パイント・グラスで7ドルです。Proper Pintというのは、泡が多くなりすぎないようにちゃんと注ぎますよという意味で、イギリスの伝統を感じさせる表現になっています。この辺の面白さを楽しむ仕掛けが、このレストランでの遊び方、というところでしょうか。



こういうキャラが立ったお店の場合、リピーターを増やすためにメニューがひんぱんに変わります。お店の壁を見回すと必ず黒板がありますから、その日のシェフおすすめは要チェックですね。



本日のカスク。



来ました。銘柄は毎回同じではありませんが、2種類用意されています。ロンドンで飲んだ時ほど発酵はしていませんが、紛れもないカスク。久しぶりです。パイント・グラスには種類がありますが、カスクの場合は一般的な「ノニック」ではなく英国式の「ディンプル・マグ」で出てきます。



レトロなお皿。最近ちょっとした流行りで、こんな風に不揃いな柄の皿を出すレストランがちらほら出てきました。遊びココロの演出、というところでしょうか。



HPソース。ロンドンで見たやつです。



メニューの入り口としての酒のつまみは、見たところスコッチエッグから入ってみることにします。息子たちに聞いたら、彼らはスコッチエッグを知らないんですね。私なんかは懐かしいんですけど。特別美味しいというものではないだけに、食べた息子たちのリアクションが薄かったのですが、もともとそういう食べ物ですよね、これ。「しつこくオヤジが食べてたな・・」という記憶が大事です。あと、アーティチョークの揚げたのがメニューにあったので注文。これは美味しくて写真撮る前に食べてしまいました。。出だしはいい感じです。



ハドックという白身の魚のFish&Chipsの「Haddock & Chips」。ボリューム満点ですが、ビールに合わせるメニューとしては定番です。



鶏モモ肉のグリルに、ちょっとひねりが効いた付け合わせは、コロッケと豆。



ロンドンではステーキパイでしたが、ここは白身魚のホワイトソース仕立てで、マッシュポテトで覆われてでてきました。豆がおいしい。



パブは一般的に言って、出動は早めが良いと思います。7時〜9時頃は混みます。



1日目終了です。

別な日に行ってみました


食べ盛りの息子が2人いますので、誘ってでかけるのにちょうどいい店です。



この日もカスクでスタート。



手前は、ロースト・ラムの薄切り。



カナダでラム料理は一般的ですから処理が上手で、どこで食べても美味しいと思います。スコッチエッグの代わりです。



ラビットと野菜のパテ。ラビットを食べるのは初めてですが、あっさりしていて非常に美味しかったです。



すでに定番化しているアーティチョークのフライ。



イギリスはインドを植民地にしていましたから、カレー文化があります。かなりスパイシーな本格カレーです。



私は迷わずフィッシュ・パイ。奥のはバーガーです。



今日はデザートまで行きます。



ホームメード・アイスクリームと、Sticky Toffee Puddingの組みわせ。



お見送りはユニオンジャック。

さらに別な日・・・




お店の1階にはウッドオーブンがあるので、ロースト系は美味しいと思います。



この日は、ハドックの酢漬けとサラダ。壁のメニューには「CURED(キュアード)」とあります。こっちでお魚のキュアードと言ったら、塩と砂糖をブレンドしたものにディル(香草)などをまぜて冷蔵庫で寝かせてカルパッチョ風にして食べる習慣のことを言います。もともとバイキングがサーモンに塩をまぶして砂浜に埋め保存食にしたという由来のあるスカンジナビア料理だったと思いますが、トロントでもサーモンやオーシャントラウト、アークティック・チャー(北極イワナ)の新鮮なモノが入ったら、美味しいのができます。

そんなことを考えていたら、出てきたのは酢漬けでした。ヨーロッパの人はニシンの酢漬けとかが好きですから、そういうイメージでした。サラダはズッキーニの薄くスライスしたのが、旨かったです。

いろいろ工夫のある、通うと楽しいパブです。