トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2015年6月19日金曜日

トロントからヨーロッパ旅(1)「プリペイドSIM」のことなど



人生初のヨーロッパ旅行の行き先はイギリス。トロント(カナダ)からはいつも日本に行くルートと反対側、大西洋側に飛んで行きます。飛行時間はロンドン・ヒースロー国際空港まで7時間半と、日本に帰るよりグッと近い感じです。

「ヨーロッパは遠い」というのは完全な先入観。行ってみるとトロントからなら近いんですね。通貨がポンドだったり、電圧や電源タップの形が違う以外特に気になるところはなく、カナダに住む私にとって、イギリスは「ヨーロッパ入門」という感じなのかなと。

今どきの旅は、常時ネットが基本


とにかく、空港のターンテーブルで荷物を待つのが嫌です。どれくらい嫌かというと、ネガティブなことを全く書かないポリシーのこのブログで、初めて「嫌だ」と書くほど、嫌です。



最近特に機内持ち込み荷物2個を最大限に利用して、持ち物をかなり絞ります。というか、パズルのように荷物をバッグに入れる楽しさを発見する、という副産物が生まれていますが・・・



ガイドブックなどかさばるモノは一切持って行かない分、ネットへの依存度はかなり高いと思います。旅行前にはキーワードでどんどん検索をかけて気になることは全部記憶して行きます。気がつくと、日本語より現地(英語)サイトを多く見るのは、情報量が圧倒的に多いため。旅行中はGoogle Mapをナビにして、複雑なことは全部iPhone任せです。

従って、今回のような都市を回る旅の場合、常時ネットは基本となります。

このスタイルが気に入っている理由


情報を「記憶する」というのは、良いと思います。検索のスピードということでいうと、やはり頭の中に入れておくのが最速。現地で何かあった時に「あ、これだとココはこう変更して、あっちを先に回って」と旅程をすぐに変更できます。

そのぶん、事前に現地情報はじっくり読み込みます。1週間くらい前から、暇を見つけては寝っ転がってiPadでの作業になりますが、どんどん頭の中に情報を入れて、どんどん忘れる。その過程で「どうしてもこれは」と思っているものだけが残ります。こうした「考える作業」が楽しくて、「忘れて構わない情報は、忘れていい」ということが、ずいぶん気を楽にします。

その意味で、今回の旅行は「ほぼノープラン」。行きたいところだけをあらかじめ押さえておいて、あとは現地で自由に決めていきます。ロンドンも、ヨークもそうでした。

最初にこういったスタイルの旅をしたのは、2011年のニューヨーク。ここに残してありますので、興味のある方はどうぞ・・・
ブログ:http://photo-mak.blogspot.jp/2011/09/15.html

まずはヒースローでWiFiルーターを受け取ります


夜11時トロント発のエアカナダに乗り込み、到着したのは現地時間の翌日午前11時。



いきなりイギリス女王様の名前がついたターミナルでした。わかりやすい国民性なんでしょうね。



税関のお兄さんがカメラが好きだったようで、「何のカメラを使ってるのか?」とか聞かれてドキドキしましたが、無事通過。



ターンテーブルも素通りで、早速事前に調べていたルータータイプのWiFiを受け取りに行きます。



ターミナル2の国際線到着ロビーの見た目。結構きれいで、混んでました。

日本でも最近は成田と羽田の両方にステーションがあって、プリペイドSIMの販売やルーターの貸し出しが行われていますが、ヒースローはさらに一歩進んでいます。アメリカの場合、カナダとの間で携帯電話は「ローミング」という設定がありますから、それを利用すればよし。日本からの場合は高くつくのでネット環境を現地で調達したいところです。しかしカナダはこの点では相当遅れていて、ピアソン国際空港でネット環境を整えることはできません。日本で海外用のルーターなどを準備しておく必要があります。

私が予約したのは、英国政府観光庁の日本語サイトで見つけたコレ。
https://www.visitbritainshop.com/japan/mobile-wi-fi-rental-wireless-internet-anywhere-you-go-in-britain/

日本語で予約しようとすると、日数がかかると書いてあり、直接やった方が簡単そうだったので、元になっている英語サイトを見つけて予約しておきます。
http://www.tepwireless.com



これがルーター引き渡しのお店。

ここは何だか荷物一時預かり所のような場所で、「WiFiルーターをピックアップに来た」と告げると、「名前は?」と言われてレジ下の引き出しから「はいどうぞ」。これで終わりです。



渡されたパッケージ。念のため名前を確認。



シルバーのパッケージを開けると、ポーチが出てきました。



ポーチの中身。予備のプラグとバッテリーがついていたのは、便利だと思いました。



中身はこんな感じ。実はこの後「プリペイドSIM」も買ってそっちを使ったので、パッケージを開けたのはヨークのホテルに着いてからでした。

プリペイドSIMの設定は、販売店がやってくれるのでラク


「プリペイドSIM」のことは、出発直前のふとした思いつきが発端でした。日本に一時帰国する時のため、トロントのアップルストアでアンロック版iPhone5Sを買っておいたのを使えないかな? と。



早速ネットで調べてみると、「プリペイドSIM」の情報がゾロゾロでてきます。ちょうどルーター受け取りになっている空港のお店の反対側にも販売店がありそうなので、立ち寄って店員さんに聞いてみると買えるというので、早速iPhoneを渡して設定してもらうことにしました。お店は、ルーターのお店の目の前でした。



おススメされたのは、「UK Plan 10 only £10 for a month」。
http://www.lycamobile.co.uk/en/bundles



待っている間約10分。カナダ製のアンロックiPhoneはあっという間にネットに繋がり、早速次の行き先をGoogle Mapに入れて、行動開始です。

パソコンを使わないのなら、SIMで充分


イギリスのネットは「従量制」。最大1G(GB)までと制限があり、越えるとメールが届きます。

実際4泊5日(うち機中泊1)の期間中、ルータータイプのものはホテルでパソコンとiPadでネットをする時に使い、外出時はiPhoneのみ。データ容量はルーターの方は使い切り、SIMは半分ほど使った状態で旅が終わりました。

ルーターはヒースロー空港で返却(レシートは必ず取っておく)、SIMは使い捨てですから帰りの飛行機に乗るまで使えるのが便利です。

コストは、SIMは20カナダドルで、ルーターの方は65カナダドルを払っていましたから、圧倒的にSIMが安いですね。ホテルのネットは場所によって遅いのが嫌ですが、実際に泊まったホテルの無料ネットはスピードもそこそこでしたから、次回はルーターなしで良さそうです。