トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2015年5月1日金曜日

まだまだ続く、マーリーズの快進撃



昨年10月から始まったアイスホッケー。レギュラー・シーズンはすでに終わっていますが、成績上位チームだけが進出できるプレーオフに、奇跡の復活を果たした我らトロント・マーリーズが滑り込みセーフ。トロントのアイスホッケー・シーズンは、もうしばらく続きそうです。

原因は、レギュラーシーズンの4月7日〜最終戦までの期間。なんと7戦7勝の勝率10割という成績を残し、シーズン前半の不振を最後にはねのけ、見事にプレーオフ進出の切符を手にしたのは驚きでした。

その原動力となったのが得点力のアップ。7点が1度、5点と3点が3度と平均得点は4.42をマーク。一方、7試合の失点13は一試合平均1.75ですから、連勝が続くわけです。

気になるプレーオフの調子は?


先週土曜日に久しぶりに目にしたチームは見違えるようで、出だしは良かったもののゲームの途中危うい部分もありつつ、中盤からは得点を重ねて試合を押し切り勝利をものにし、本拠地2連勝。昨日は敵地に乗り込み、1ラウンド勝ち抜きをかけて3戦目を行いましたが、2-5と返り討ちにあって2勝1敗。Best of Fiveですから、5戦のうち先に3勝したほうが第2ラウンドへ勝ち抜きますが、今週土曜日(あるいは日曜日)まで結果は持ち越されました。

注目選手は?


アイスホッケーは試合展開が早く、選手がどんどんチェンジしていくので試合を追っていくのにもコツがありますが、成績上位の選手を追って行くとより試合を楽しんで見ることができると思います。

ここでは、好調な8名の選手を挙げてみたいと思います。



3 T.J. Brennan
1989-04-03
Willingboro, NJ

プレーオフ2試合の立役者は、なんといってもこのブレナン。第一試合のオープニング・ゴールを決めたほか、要所要所で「QB(quarterback)」の役割を果たす26歳ベテランの味が生きています。

ポジションはディフェンスですが、ブルーライン付近から放つ高速スラップショットは破壊力抜群。オープニング・ゴールもそれでした。現在チーム内では2ゴール&2アシストの4ポイントと、トップの成績。




54 Byron Froese
1991-03-12
Winkler, MB

AHLは4シーズン目の今年、すでに3チーム渡り歩き、シーズン途中でマーリーズに新加入した24歳の中堅選手。そろそろNHLへラインアップされるチャンスをつかめる位置に来ています。

そのためにもこのプレーオフで存在感を増し、弱体したリーフスに自分を売り込む絶好のタイミング。2試合で1ゴール&3アシストの4ポイントで、チーム2位の成績は上々です。


14 Josh Leivo
1993-05-26
Innisfil, ON

マーリーズでスタートしたプロのキャリアは、今年で4シーズン目の21歳。プレーオフの経験は3年目で、昨年は12試合を経験しているため、ベテランのブレナンに次ぐ安定感が期待されます。プレーオフ2試合ですでに1ゴール3アシストの4ポイントを獲得。この選手などはリーフスでのポジションが期待されて当然の実力の持ち主です。


29 Connor Brown
1994-01-14
Toronto, ON

トロント地元の20歳、OHL上がりのプロ1年目。2015年AHLオールスターに選出されたライジング・スター、若手最有力選手。
マーリーズで第2位のポイントゲッター(21ポイント)にして、総合ポイントは第1位の61ポイント(アシストが40)。プレーオフ2試合で、1ゴール2アシストのポイント3はチーム4位の成績。これからが楽しみです。


39 Matt Frattin
1988-01-03
Edmonton, AB

ブレナン同様ベテラン27歳のフラッティンは、プロ9年目。3年ぶりのリーフス傘下マーリーズでいぶし銀のプレーで支えます。私などはマーリーズを撮り始めた3年前、プレーオフで優勝まであと一歩とまで迫った年の活躍が思い出されるわけですが、その後ひざの怪我を経験してからの復活。今プレーオフでもすでに2ゴール0アシストのポイント2。活躍が嬉しい選手です。




9 Greg McKegg
1992-06-17
St. Thomas, ON

今年23歳になる中堅選手のマッケグは、プロ4年目の中堅選手。2ゴール0アシストの、ポイント2を獲得。




62 William Nylander
1996-05-01
Calgary, AB

鳴り物入りでフィンランドからシーズン途中に呼ばれたニーランダーは、若干19歳、正真正銘のルーキーです。ようやくチームにも馴染み、成績が上がってきたところでのプレーオフ。2試合でゴールはならずとも2アシストで2ポイントを獲得。もう少しでゴール、という場面もあっただけに、プレーオフ初ゴールも間もなくでしょう。




33 Christopher Gibson
1992-12-27
Karkkila, Finland

今年23歳になるギブソンは、昨年正ゴーリーだったマッキンタイアーの控えだったため、プレーオフは初出場。それでも無難にこなして2試合を勝利に導く活躍に、ファンも納得。Antoine Bibeau と競いながら着実に実力を上げています。


プロである以上個人技の高さが基本としてあるものの、チームとして噛み合い有機的につながりのあるプレーができて初めて、強いチームとして勝ち抜くことができるわけで、今のマーリーズにはその「片鱗」が見え始めたといえるでしょうね。



土曜日(5月2日)の試合に勝って、本拠地で行われる第2ラウンドにぜひ戻ってきてほしいと願っています。

http://www.marlies.ca