トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2014年7月31日木曜日

晴天のロッキーはやっぱり美しかった
【2度目のカナディアン・ロッキー】



前回は移動手段として使った飛行機とレンタカーについて書きましたが、今回は旅の内容について。すでに計画についてはここに書きました。現地で変更したのは、コロンビア大氷原の観光が午前中に終わってしまいホテルへのチェックインまで時間が余ってしまったので、ジャスパーまで足をのばしたことくらい。ほぼ順調な旅でした。

【やはり一度は見ておきたいカナダの大自然】

4泊5日の日程は初日からお天気が続き、目の前に現れたのは1年前に訪れたジャスパーでの光景を上回る山脈の美しさ。晴天のもと、目の前に広がる大自然の風景は想像を上回る圧倒されるほどでした。

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2度目のカナディアン・ロッキーの旅につながった原因は、気まぐれな天気。前回は2日間のジャスパー滞在中、天候に恵まれませんでした。カナダに住んで18年。一度はカナダの大自然を代表する「カナディアン・ロッキー」の迫力ある風景を目に焼き付けておきたい、その願いが今回ようやく叶った旅でした。

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今回は、レンタカーを借りての気ままな自由旅行。ツアーの気軽さは魅力ですが、準備段階から旅行気分が味わえる今回のような旅は、ネットでの情報が充実している有名な観光地ならでは。見どころポイントをあらかじめ整理しておき、現地に入ってから臨機応変にスケジュールが決められる所がグッドです。

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唯一の気がかりは、現地の天気。自然が相手ですから、こればかりは人間の自由になりません。天気予報で見ると、晴れと雨のマークが入り交じる特徴的な山岳気候。今回はそれが吉と出たようで、期間中はほぼ晴天でしたが、お天気に合わせて移動のタイミングを計るという方法がうまく行きました。
ロッキー山脈に雪のすじができるあの美しい風景を、青空のもと満喫することができたのは良かったのですが、あまりに晴天が続くと最初は感動的だった風景も「見慣れたものに」なってしまうから不思議です。

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それがコロンビア大氷原のホテルをあとにする朝、突然天候が崩れ、まさかの雪が降り出して「冬のロッキー」が出現。

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30分ほどであたり一面は白銀の世界に・・・・山の天気は変わりやすいとは言いますが、これほどとは思いませんでした。

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ホテルをチェックアウトしてバンフに向けて出発です。印象的だったのは実はこの後。

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アイスフィールド・パークウェイをバンフに向けて走っていると徐々に青空が広がり、天候回復。もやの中からロッキーの山が現れるドラマチックな風景の中をドライブ。あまりの美しさに、クルマを停めてパチリ。

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雨のしずくに濡れた木々も、ほんの一瞬ですがキラキラと光りはじめました。

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サイクリングの皆さんにも遭遇。旅を思い出深くなる理由は様々でしょうが、このサプライズは今でも強く心に残っています。

【サルファー山からの眺めは雄大】

カルガリーからバンフに着いたのが夕方。とは言え、日没は午後10時と遅く充分に時間があったので、ホテルにチェックイン後、早速ダウンタウンからクルマで約10分のサルファー山頂へ向かうロープウェイに乗りました。



ロープウェイ乗り場から、

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4人乗りのロープウェイに乗り込みます。

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上がってみると、クルマから見ていたのとはまた違ったパノラマ風景。「雄大な」という言葉では表すことができないスケールに、すっかり圧倒されてしまったというわけです。夏の間はなかなか日没にはなりませんが、ロープウェイの最終便ギリギリまで待つと趣のある夕暮れのロッキー山脈風景を見ることができます。

カナダの山は日本のように火山でできた山脈ではなく、地球表面にある2つの巨大なプレートがぶつかりあった時に加わった力で大地が湾曲してできているのだそう。今から1万年以上前に終わった最終氷河期のこと。ここには厚いところで2キロもの厚さの氷が乗っかっていて、この氷が山肌を削りながら溶けていったために、現在のような切り立った地形が誕生したというわけです。

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山肌の地層が斜めになっている箇所があり、山ができた時の凄まじい大地の力を目の当たりにできます。何億年もの昔、ここは海底だったというのですから、驚きです。

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こちらがお隣の山頂。観測用の小屋が建っていて、そこまで行くことができます。私は妻に置いて行かれて、ここでストップ・・・

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実は2日目のディナーは、ロープウェイが到着する建物内にあるレストランを予約していたので、ここには2度上ったことになります。眺めの良い席で3コース(サラダ/プライムリブ/デザート)をゆっくり楽しむという事前の計画は、上々の成果でした。

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食後は外の展望エリアに上がり、パノラマ風景を観賞。壁には国旗が貼ってあり、「こっちはイタリア」などと方角が示されています。ちなみに日本もあります(^^)

【思いつきでヘリコプターに】

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実は私自身結構な「高所恐怖症」。すでにサルファー山で腰が引けて妻にどんどん先を越されているくせに、もっと雄大な風景が見られないものかと、初日の晩に考え事を。翌朝も晴天を良いことに、ホテルのフロントで「もしかしてヘリコプターとか飛んでいませんか?」と。紹介してもらったのが「アルパイン・ヘリコプター(http://www.alpinehelicopter.com/)」。



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ヘリポートはバンフの隣町キャンモアのハイウエイ沿い。クルマで約30分ほどと近かったので、電話をかけてもらい午後一番の予約をゲット。ヘリの時間まではレイクルイーズを観光することとしました。



ヘリ観光のルートはいくつかありますが、私たちが乗ったのは「Royal Canadian」という2番目に長い25分のもの(1名239ドル)。実は一番長いルートに乗りたかったのですが、あいにく運行していないということで涙を飲みました。経験から来る勘ですが、こういう時は一番高いのに乗るのがイチバン。一生に何度も乗るわけではないので、残念なことをしました。
ルートは、ヘリポートを出て「スリー・シスターズ」という連山の横を抜け、サンダンス・レンジ沿いに飛び、スプレイ湖に沿ってヘリポートに戻るもの。乗り合わせたカップルのうちの一人が運転席の隣を勧められたのですが「ちょっとそこは・・・」と言ったため、私にお鉢が回って来たというわけです。

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これが「スリー・シスターズ」。

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正面に見える風景は、見たことがないものすごいスケールで、ただただ圧倒されてしまいました。ムービーでもフィーチャーしてますので、どうぞご覧下さい。



というわけで、今回はここまで。次回は快晴のコロンビア大氷原ツアーと新アトラクションなどについてまとめてみたいと思います。