トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2014年2月20日木曜日

トロントでホッキョクグマの赤ちゃん!



先週から今週にかけて、ナイアガラとトロントでいくつか撮影をしてきました。その成果はトロント観光局のFacebook(https://www.facebook.com/seetorontojp)に掲載されていますが、特に今日は大変感銘を受けたので、そのことを少しだけ書いてみます。(詳しくはトロント観光局のブログをご覧下さい)

カナダでホッキョクグマと言えば、アイコン的な存在。現在開催中のソチオリンピックでカナダ代表選手が着ているジャージにも、ビーバーと並んでホッキョクグマのイラストが採用されているほど。観光地としてホッキョクグマに出会えるのは、ウイニペグから北上して北極圏に迫る「チャーチル」という街が有名ですが、これがなかなか遠いのです。



昨年VIA鉄道でバンクーバーからトロントまで約2週間かけて旅をした時に最後の宿泊地としてウイニペグに滞在したのですが、「ここから北に向うVIA鉄道に乗れば、チャーチルまで行けますよ」と言われたことを思い出します(上の写真はVIA鉄道ウイニペグ駅ホームで撮ったものです)。このVIA鉄道のチャーチル線、冬季には車窓からオーロラが見えることから「オーロラ列車」とも言われており、ウイニペグからチャーチルまでは2泊3日かかります。残念ながら、ホッキョクグマが街にやってくる時期とオーロラの時期は重ならないようで・・・。実は、このウイニペグにある「Assiniboine Park Zoo」に、2年前にトロント動物園で産まれた「ハドソン(Hudson)」と名付けられたホッキョクグマの赤ちゃんが成長し、住んでいます。彼は現在410パウンド、ということは約190キロ! たった2年でこんなに大きくなるんですね〜。(詳しくはこちらをご覧下さい

話題を戻すと、このホッキョクグマの赤ちゃんが昨年11月にトロント動物園で産まれたというニュースは、一部で注目を集めていました。産まれた3頭のうち最も危険の多い48時間を生き延びたのが1頭のみで、皆かたずを飲んでこの1頭の様子を動物園のホームページにアップされるムービーとレポートでチェックしていたわけです。


状況が変わったのは今年に入ってから。動物園内のICUに入っていたこの赤ちゃん(英語ではcubと呼ばれています)、たった700グラムだった体重も現在は12キロを超えるまでになり、ICUを出るに当たり愛くるしい姿がトロントニアンの心を鷲掴み! いよいよ先週から、動物園の特別展示スペースで元気に走り回って訪れる人を喜ばせています。
チャーチルまで行ってもめったにお目にかかることができない、ホッキョクグマの赤ちゃん。イギリスの「E! UK」でもセレブとして(?)紹介されるほど(https://twitter.com/EOnlineUK/status/434310634000220160)。日本でもFNNのニュースで取り上げられたようですね。

今年はオンタリオ湖が例年になく凍り付いたり(五大湖がかなり凍っているらしい)、ナイアガラの滝とナイアガラ川も氷と雪で覆われていて、上空から見たら大変な迫力。マイナス17度の夜にナイアガラの滝の夜景を撮り、翌日にフェリーに乗ってトロントアイランドで凍り付いたオンタリオ湖を撮影したら、その後ひどい風邪を引いてしまいましたが、今年の冬は厳冬の割に話題が豊富なトロント。なかでも、この赤ちゃんの今後の成長からは目が離せません。



動物園のスタッフによると、驚異的に成長するホッキョクグマの赤ちゃんが可愛らしい赤ちゃんの状態でいるのは1〜2年ほど。2年お兄ちゃんのハドソンがあんなにデカくなっていることを考えると、愛くるしい姿を見られるのは今の時期がベストのようです。かなり活発に動き回っていますから、お天気の良い日に、訪れてみてはいかがでしょう?

トロント動物園:http://www.torontozoo.com/

赤ちゃん情報:http://www.torontozoo.com/PolarBearCub/