トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2014年1月24日金曜日

成田発トロント行き、エアカナダ直行便のビジネスクラスに乗る

このブログで、格安チケットをビジネスにアップグレードする方法と、トロント発成田行き直行便のビジネスクラスに乗ってみた時の様子をそれぞれにまとめましたが、今回は成田発トロント行きバージョンです。



まずチケット入手までの流れ的なこと。
いつものように24時間前のウエブチェックイン(私の場合はiPhoneのアプリから)。成田発の場合、ウエブチェックインの画面に出てくるアップグレードのオプションが出てきませんので、空港に到着したらエアカナダのビジネス用チェックインカウンターに向います。ビジネスが満席の場合もありますので、念のため係の方に席の状況を確認してもらい、空いていたらアップグレード可です。今回は12万円ほどをアップグレード料金として支払い、チェックイン完了。

成田発のビジネスクラスの場合、何と言ってもポイントが高いのは全日空のANAラウンジが利用できること。セキュリティーを抜けたら、トロント行きの出発ゲート近くにある全日空ラウンジへ。ビジネスクラスの乗客(および会員のステータスを満たすカードを持っている乗客)のみが利用できるこのラウンジは、レセプションで搭乗券を提示して入ります。
入り口を入ってすぐの新聞用ラックで、全日空の機内誌「翼の王国」をゲット。今回は新年号で毎年楽しみにしている運勢が巻頭にあるので、ラッキーでした。そこを抜けるとラウンジは左右に広がる形になっています。

普段はゆったりとしたラウンジですが、この日は北米のアイス・ストームの影響で遅延する便が続発したため、大勢の乗客で賑わっていました。ようやく席を見つけて手荷物を置き、手洗い(シャワー・ルームもある)を済ませて早速ビールを。トロント便も3時間遅れでしたので、じっくり腰を落ち着けてのんびり「翼の王国」を読みつつ過ごします。

WiFiネットはログインが必要ですが、無料。ログイン後に出てくる画面には、オンラインで見られる雑誌が表示されるので、iPadなどがあると楽しいでしょう。パソコン用電源は備え付けられている席とそうでない席がありましたが、現在成田と羽田でラウンジの改修工事が継続中のようで、全席に設置されるのであればさらに便利になります。座席も新旧が混在しているようで、皮がすり切れている座席があるようなので、これは新しいものに交換されるでしょう。


ラウンジの楽しみは食べ物が美味しいこと。中央の壁側にはソフトドリンク、ビールのサーバー、コーヒーや紅茶などに加えて焼きそばとホットフードがずらり。その前にあるアイランドには、ワインやハードリカーがずらりと並び、サンドイッチ、おにぎり、巻き寿司、パンやデザートなどがバフェスタイルで選べるようになっています。特に入り口から見て左奥のおそばコーナーに新たに加わった「カレー」が美味しいと聞いていたので、ビール2杯目のお供に・・・・大人のカレーで量もちょうど良く、美味しかった。


まだまだ時間があったので、毎回気になっていた奥の日本酒コーナーへ。この日は北海道のお酒が全部で4種類セレクトされていて、一つずつ結局全部を試飲。。それぞれ味に特徴があって、自分の好きなだけ(お猪口2杯くらい)グラスに注いでは席に持ってきて、つまみと一緒に飲むわけですが、この日に出ていたさつま揚げ(正確には「薩摩ちぎり揚げ」)が今回日本酒に合ってとても美味しかった。
お酒もそれぞれに特徴があって、辛口や味わいのあるものから飲みやすいものまで手の込んだセレクトを楽しめました。特に、一升瓶と説明のパネル、陶器のサーバーや内装と調度品など、特に気を使ったスペースになっていて、外国人の利用者が「あそこに日本酒がある!」と嬉しそうに話しているのを見かけるにつけ、日本を発つ最後の場所でこうした場所に触れるのは良いことだなと思うわけです。


もちろんこれから13時間に渡るフライトが控えているので、飲食はほどほどに。全日空の快適なラウンジと、機内で13時間をほぼフルフラット(ベッド形式)にできる座席との組み合わせは、アップグレードの価値が大いにあります。トロント発と成田発でお食事がどう変わるかと興味津々でしたが、目立った違いはありませんでした。ラウンジで飲んだり食べたりしたせいか、機内ではおとなしく横になり、目が覚めたらパソコンを出して原稿を書いたりと、終始ゆったり過ごせたのが良かった。
ちょっと面白いなと思ったのは、ウエルカム・ドリンクの時に出てくるナッツ。トロント発の時にお代わりをすると2度目は温められて出てくる。ナッツを温めると旨いというのを知ったのは、この時のこと。今回の成田便では温められていなかったので、カナダ発の場合のちょっとした「北米流おもてなし」だったのかも?

今年の7月から始まる羽田便。エアカナダのツイートで知ったのですが、ドリームライナー(ボーイング787)の採用が発表され、新たな機材の乗り心地に期待が高まります。私の場合、シートセールなどで買い求めた格安チケットはエアマイルでのアップグレードも効かないチケットなので、24時間前のビジネスへのアップグレード・サービスが続くことを願うばかりです。正規で買えば間違いなく往復6,000ドルにもなるチケットでも、手持ちに現金があれば片道だけでもチェックイン時に1,200ドルほどでアップグレードできるオプションは嬉しい限りです。



次回はぜひ羽田から乗ってみたい。。。
ちなみに羽田空港の全日空ラウンジは、滑走路が見えて見晴らしが良いのがポイントです。