トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2013年3月6日水曜日

ロンドンを知るにはまずラバットを訪ねるべし!

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ロンドン(オンタリオ州)で一番有名な名前は何かと聞かれたら、おそらくほぼ全員が「ラバット」と答えるのではないでしょうか? アイルランド移民の John K. Labatt 氏がロンドンのとあるビール工場を1847年に買い取り、「John Labatt’s Brewery」として始めたのが1853年。最初はこぢんまりと始まったビール造りも、現在は「Blue」や「Budweiser」など国内のみならず海外の有名ブランドも生産するカナダ最大のビール会社として、ロンドンの産業発展に大きく寄与してきました。

世界フィギュアスケート選手権の会場となる「Budweiser Gardens」も、もとは「John Labatt Centre」と呼ばれていたのが最近になって改名したもので、世界最古と言われる現役の野球場「Labatt Park」もラバットがスポンサーとなって維持管理が行われています。

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ビールと深い結びつきがあるロンドンのダウンタウンの南側には、拡張を繰り返しながら巨大化した創業当時の工場がそびえ立ち、お隣にある専門のビアストア(ビールの販売所)では、トロントではあまりみかけないステンレスのボトルに入ったバドワイザーなどが販売されています。ここはロンドン観光案内所からはVIAの線路をはさんで徒歩で15分ほど。アクセスも便利です。

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ビール工場では多い時には一日数回の工場内見学ツアーが行われています(事前に予約が必要で10ドル/現金のみ)。電話をするとツアーが行われている時間を教えてくれますので、それに参加する形になります。(emailは londontour@labatt.com 電話は 519-850-8687)

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英語で約2時間の工場見学は、ゴーグルとワイヤレスマイクがついたヘッドホンを着用。工場内は飲料を製造しているため、アクセサリー類(指輪など)、カメラ等持ち込み禁止。もちろん撮影もできません。貴重品類はバッグに入れて鍵のかかる棚に保管してくれます。

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工場見学が終わると5種類のビールのテイスティングがあり、毎年変わるビンテージTシャツ、ビアストアでのディスカウント・クーポンはギフトでついてきます。特にテイスティングは、ゴージャスなカウンターでビールの味の違いについての説明を聞きながら味わう事ができるとあって、なかなかの人気。テイスティング・ルームにはラバット・ビールの歴史展示もあり、ツアーの最後に見る事ができるレトロなトラックは必見。

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この間もロンドン市長のジョーさんと観光局のジョンさんと話していて、ジョーさんが「ラバットには行ったか? ビアストアには行ったか?」と私に聞いているのを小耳に挟んだジョンさんが「彼は全部行ってるよ!」と私より早く答えていました。
ロンドンを訪れるにあたって観光スポットはいくつもあるわけですが、ラバットのビール工場とビアストアは「関所」のような場所で、ここを通らないと「ロンドン通」とは認めてくれないのだなと知った次第。しかし彼らは本当に気さくで、本当にロンドンが好きだという点では誰にも負けないという雰囲気満々。レストランでひとしきり話した限りでは、二人とも甲乙つけがたいロンドンっ子。

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e-nikkaに先日書いたレポートでは、市長室からの公式コメントが掲載されましたが、私が知っている市長さんは別人なので、そこがまた魅力的です。その辺についてはここでは書けないような話なので、このブログの読者の方で私と会う機会があるのであれば、直接聞いて下さい。あ、決して微妙な話ではなく、内容としては笑えるのですがちょっと入り組んだ話なのでブログでは書かない、プライベートな話ですからご心配なく。

というわけで、「ロンドンを知るにはまずラバットを訪ねるべし」!
http://www.labatt.ca
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