トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2013年2月5日火曜日

「美しすぎる映像」がロンドン(オンタリオ州)で準備中


3月に行われるフィギュアスケート世界大会に向け、現在ロンドン(オンタリオ州)では数々のプロジェクトの準備が着々と進められています。その一つ、世界大会の期間中に限定して行われる「Tree of Light」というショーのティーザー(予告編)ムービーが公開されました。
この「Tree of Light」は3月11日(月)〜16日(土)まで毎晩、世界大会の会場となる「Budweiser Gardens(バドワイザー・ガーデンズ)」の外壁を使って10分間の映像と音のショーを繰り広げるもので、会場周辺で行われるイベントの目玉として今から大きな話題となっています。



このショーの製作を担当しているのは、モントリオールの「Moment Factory(モーメント・ファクトリー/http://www.momentfactory.com/en)」というマルチメディア・スタジオ。2001年以降、これまでに300をこえるイベントやショーで実績を積んでいるリーダー・カンパニーの一つです。

ここで使わるのが、プロジェクション・マッピングという聞きなれない最先端技術。建物の外壁などに映像を投影する際に、背景となる建物の形を映像と一体化して見せる技術で、そこから作りだされるマジカルな空間が斬新なことから、世界各地で多くの人の目を楽しませているものなのです。
映像の投影というと、従来は写真やイラスト、アニメーションを表面的に表示する方法が一般的でしたが、プロジェクション・マッピングという手法は従来とは全く違う立体的なもの。実際にムービーを見ると、背景となる構造物と一体となったり、浮き出すように形を変えたり、背景が持つ本来の印象とは全く違ったものに変容させたりと、とてもクリエイティブなものになっているのが特徴です。
日本でも、昨年9月と12月に東京駅のリニューアルを記念して行われた「東京駅プロジェクション・マッピング(TOKYO STATION VISION)」(ムービーはこちら)は大きな話題になりました。



特に今回ロンドンのショーを担当するモーメント・ファクトリーは昨年9月にスペインの「La Merce Festival」で、あの有名なガウディーの「サグラダ・ファミリア教会」を16台のビデオプロジェクター、13台のコンピューターに25台のライトで取り囲み、壮大なプロジェクトを完成させました。最新機器とプログラムを駆使して、あの複雑な形状をした教会の外壁に見事な15分間の「Ode a la Vie」と題された映像と音のショーを繰り広げ、集まった32,000人の観客を魅了しました。その後ムービーが公開されやいなや「美しすぎる映像」としてネット上でも大きな話題になったのも記憶に新しい所です。



これはスペインの映像の制作現場を記録した予告編ですが、精密なマッピングのもとに映像が作り上げられてゆく様子がかいまみられてとても興味深いです。ロンドンの予告編を見ると、バドワイザー・ガーデンズの精密な模型を使ったテストが行われている場面が出てきますね。。。

いやいや、今回ロンドンではどんな美しいショーが行われるのか今から本当に楽しみです! 続報は問い合わせ中なので、わかり次第またここで書きますね。