トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2013年1月28日月曜日

格安で、トロントからVIA鉄道の旅はいかが?



旅情たっぷりの、鉄道の旅。時間はかかるけれども、私は好きです。普段住むトロントはクルマが移動手段の中心ですから、一般的には5〜6時間の旅だとハイウエイを使うのが当たり前で、時間を節約したいなら飛行機を使います。それでも近年徐々に鉄道が見直されて来ているのも事実。その一つに、運賃の安さが挙げられます。

東の起点はユニオン駅



カナダの長距離旅客鉄道は「VIA鉄道(VIA RAIL)」(http://www.viarail.ca)1社のみ。トロントの出発点はもちろんダウンタウンの「ユニオン駅」になります。

ここはトロントの交通ハブとして地下鉄、ストリートカー、バス、近郊都市を結ぶ快速列車が乗り入れ、週日はピアソン国際空港より多い毎日20万人が利用することで有名ですが、VIA鉄道を使う乗客の約半分がこの駅を利用しているのだそうです。

主な行き先

長距離のVIA鉄道は、コリドーと呼ぶ路線が乗り入れています。主な行き先は以下の通りで、大変充実しています。()内はトロントからの所要時間

1)モントリオール行き(5〜6時間)
2)ケベックシティ(モントリオールからさらに3時間)
3)オタワ(5時間弱)
4)キングストン(約2時間)
5)ロンドン(約2時間)
6)ウインザー(約4時間)
7)ナイアガラ(約2時間)

所要時間はハイウエイを使った車の運転時間とほぼ一緒で、ガソリン代の節約に加えて何と言ってものんびりシートに座って目的地に着くことを考えると「旅情」以外に鉄道の旅も捨てがたいものがあります。

VIA鉄道の安いチケットの入手法

コリドーの料金体系は以下のの3種類となっています。

エスケープ(ESCAPE)
エコノミー(ECONOMY)
ビジネス(BUSINESS)

エスケープはエコノミーの一部の座席を料金を下げて乗りやする最安値のチケットですが、座席とサービスはエコノミーと一緒です。最安値のエスケープ料金は時期によって変動しますから、早ければ早いほど安いチケットを手に入れることができます。数に限りがありますから、売り切れてしまうことが多く、早めの予約が必要です。公式ウエブサイトあるいはアプリから買うことができます。

複数回乗るなら周遊券がお得

上記7箇所を周遊して旅をするなら、キャンレイルパスが断然お得です。このパスは、変動するエスケープ料金で乗車ができる回数券と考えて良いものです。7回分のパスを買うと、トロント→オタワ→モントリオール→ケベックシティ→モントリオール→トロント→ナイアガラ→トロントまでの全行程を300ドル程度で行けてしまいます。この場合、乗車時には1回ずつエコノミーで予約を入れることになり、空席があることが条件です。買った時にもらう番号コードを入れると、表示上のエコノミー料金が高くてもパスを買った時の最安値で予約を済ませることができます。

この辺のところについては「VIA鉄道のCANRAIL PASS」で書いていますので参照してください。

ウエブとアプリも便利

予約はウエブ、専用アプリ、駅で行えますし、列車が出発する前でしたら変更も可能です。特にアプリとスマホあるいは Apple Watch を組み合わせると大変便利です。詳しくは、VIA鉄道の電子チケット活用法を参照してください。

2013年1月25日金曜日

トロント・マーリーズのまとめ

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試合開始!

カナダの冬のスポーツと言えばアイスホッケー。トロントに15年以上住んでいる私ですが、実はようやくここ数年で観戦に足が向くようになりました。。。
地元トロントには北米プロ・リーグで有名なNHLに所属するメープルリーフスがあるのですが、観戦しようとネットで探して良さそうな席が一つあっても、いざとなると「何だか高い・・・」。エアカナダセンターでのアイスホッケー観戦は高嶺の花、熱狂的なアイスホッケーファンではない私としては、二の足をふむ状況でありました。

そんな私がアイスホッケーの試合に足を運ぶようになったのは、AHL(American Hokey League)の地元チームにトロント・マーリーズ(Toronto Marlies)という「意外に強いチーム」が所属しているという情報を入手したこと。ホームグラウンドとなるアイスリンクはダウンタウンのユニオン駅から15分くらいのエキジビション・プレース内リコー・コロシアム。駐車場も広く、TTC(トロント市内交通)でも気軽に行ける距離。「灯台下暗し」とはこのことを言うのですね・・・・





気になるチケットですが、ウエブサイトから前売りチケットを買う場合(http://www.marlies.ca)、席を選ばなければ一番安いところで10ドル、「オンザ・グラス」という強化ガラスが目の前のリンクサイドにある特等席が45ドル(いずれも前売り、オンライン販売)で観戦できる上、特別な試合でなければ当日券でも入れるという入手のしやすさ。

気軽に見ることができるのは良いとしても、試合が「こんな感じなの?」だとガッカリですね。特に私のような素人は、詳しいことは分からないだけにリンクがしょぼかったり、雰囲気が閑散としていたりプレーが地味だったりすると、いくら10ドルという安いチケットでも「つまんない」ということにもなりかねません。

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その点、リコー・コロシアムはリンク設備が整っていてクリーン。施設上部中央の巨大モニターでは試合のハイライトが中継され、点数やペナルティーの様子がリアルタイムで分かるようになっており、専属アナウンサーが試合途中で観客を盛り上げるのは本家NHLと同じく「北米のプロスポーツ」を味わっている感が満載です。特に地元対決としてライバル関係にあるミシサウガ・ブルドッグスとのゲームはコロシアムを埋め尽くす満員の8,000人以上が集まることもある人気カードで、試合の雰囲気は抜群(リコーコロシアムのホッケースタイルでの座席数は8140)。

マーリーズが所属するAHLというリーグはNHLをいわばメジャーとするとAHLはマイナー・リーグという位置づけですが、立派なプロ。アフィリエイトと言ってメープル・リーフスの傘下にあるチームなので、好成績を上げればリーフスでプレーする可能性もあり、選手の実力は折り紙付きです。

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カナダでは沢山のチームがしっかりと組織化され、熱心な親は小さい頃から子供にトレーニングを受けさせるほど裾野の広いスポーツとして知られていますが、層の厚い選手たちの中から特に鍛え抜かれたごく一部が選抜されてプロでの最初のステップであるAHLでプレーをするわけですから、マイナー・リーグとはいえ「熱狂的なファンではない」私のような者には充分すぎるくらいの迫力あるプレーを見ることができるというわけです。
実際に今シーズンのリーフスには何名もの選手を送り込んでいて、「もしかしたら自分が見た選手が有名になるかもしれない」という期待感も含めてマーリーズのアイスホッケー観戦はお得感が大きいのです。

カナダのおもなホッケーリーグ
▶プロ・リーグ
メジャー NHL National Hockey League 1917
マイナー AHL American Hockey League 1936
▶ジュニア・リーグ:
統括団体 CHL Canadian Hockey League  
メジャー OHL Ontario Hockey League 1980
  QMJHL Quebec Major Junior Hockey League 1969
  WHL Western Hockey League 1966
マイナー Junior A/B/C/Dに分かれている
▶カレッジ・リーグ
76試合が組まれている今シーズンですが、現在ちょうど半分の38試合が終わったところでマーリーズは所属する西カンファレンスでトップに並ぶ好調をキープ中。特にホームのリコー・コロシアムでの試合は13勝3敗と圧倒的な強さを誇っています(アウェーでは10勝12敗)。数字の上でホームでは勝ち試合を見ることができる確率が非常に高いのですが、通っているとそれは実感として伝わってきます。
特に昨シーズンのプレーオフはあわや優勝か? と思わせるほどの快進撃を目の当たりにして、勝ち続けるホームチームを応援するファンの姿を見ていると「本当にカナダ人はアイスホッケーが好きなんだな」と思わせるほど、すっかりその魅力に引き込まれていきました。

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チケットが安く、交通の便の良いアイスリンクで素人の私にも充分すぎるくらい「本場アイスホッケー」の雰囲気が味わえるマーリーズの試合。年に一度見られるかどうかというNHLの試合に行くのも記念にはなりますが、気軽に行ける場所でこんなに良い雰囲気を味わえるなら、まずはここからスタートというのがグッドアイディアですよね。またグループで観戦すると、ロッカールームに入れちゃったりする特典もあります。

ここまで書いていて何ですが、私の場合を振り返ってみると、きっかけはリコー・コロシアムのスイート・ルームで行われたちょっとしたパーティーに誘われた2010年の2月のことでした。この時の観戦の様子をブログにしたのが下記の2つです。

カナダで冬のスポーツといえばアイスホッケー
夢を追いかける人たち
結局このシーズン(2009-10年)はこの試合のみ。次のシーズン(2010-11年)は11月にまたもやスイートルームからの観戦に誘われ、このシーズンも結局1試合。

RICOH GXRでアイスホッケーを撮る
Marlies戦(Nikon D700編)
昨シーズン(2011-12年)ですが、最初の試合は11月に観戦。この時はお呼ばれではなく、自分でリンク際の席を取って見に行きました。

リコー・コロシアムでAHLをホッケーを観戦
実はこのシーズンのマーリーズはプレーオフに出場するほど好調で、いろいろと「つて」をたどって撮影許可を試合ごとにもらい、レギュラーシーズンが終了しプレーオフが始まった4月から撮影を始めました。そのとっかかりに書いたブログがこれです。カメラマン席に入ろうなどと、今思えばずいぶん大胆なことをしたものだと・・・

今最も熱いAHLトロントマーリーズ
最初に撮影した時の試合をまとめたのが、このブログ。実は一番最後に載っている写真がマーリーズの方の目に留まり、少しずつ私の写真を彼らに提供するということが始まったきっかけとなりました。

トロントマーリーズは初戦を見事4-3で勝利!
昨晩も勝ったトロントマーリーズ
結局2カ月間快進撃を続けたマーリーズのホームゲームすべてに入り、プレーオフ決勝「カルダーカップ杯」最終戦まで追いかけました。残念ながら最後の対戦相手には「力尽きた」という感じで敗れてしまい、マーリーズ優勝の瞬間を目撃することはできなかったのですが、快進撃を続けたマーリーズの奮闘をファインダーから見ていてすっかりファンになってしまったというのが実際のところです。

AHLプレーオフ第二ステージ!
快進撃のAHLマーリーズ
トロントマーリーズまた勝った!
AHLアイスホッケー・プレーオフ決勝!
ホッケーシーズンが終わってしまった・・・
いよいよ今シーズン(2012-13年)ですが、幸運にも年間取材パスを首からかけて、マーリーズのカメラマンの一人としてオフィシャルのカメラマンとはちょっと違った視点で試合を撮るというアサイメントのもと、撮影を続けています。

プロアイスホッケーリーグAHLがいよいよ開幕!
AHLアイスホッケー/マーリーズ対アメリカンズ
フィッシュアイレンズでアイスホッケーを撮る
ロックアウトが解除され、いよいよ始まった今シーズンのNHL。トロント・メープルリーフスに上がったマーリーズの選手の活躍を見ると、とても嬉しくなってしまいます。よく顔を合わせるカメラマンとも話をするのですが、「お前、マーリーズのファンだろ」と言われて「まあ、そういう感じだけど・・・」と苦笑い。お互いに冷静に試合を見ながら撮影しなければならないわけですが、どうしてもマーリーズ寄りになってしまうのは仕方ないですね。

今シーズンのマーリーズの試合日程はこちらからどうぞ
今シーズンはまだまだなかば。まだアイスホッケーの試合を見たことがない方がおられたら、ぜひ一度試合に足をお運びください。

最近の試合の様子をスライドショーでご覧下さい。




2013年1月23日水曜日

トロントで味わうスコットランドの伝統行事「バーンズ・ナイト」


かつてはイギリスの植民地であったカナダ。19世紀初頭には、イギリスから大挙して人々が移民をしてきました。この流れは現在も続いていて、2006年の国勢調査によるとスコットランド系カナダ人の割合は人口の15%を占めているとか。彼らを最も多く受け入れているのが植民地時代にアッパーカナダと呼ばれた現在のオンタリオ州。特にトロントには多くのスコットランドからの移民が住んでいます。当然彼らはスコットランドの伝統行事を行うのですが、最も有名なものと言えばそして毎年1月25日に行われる「バーンズ・ナイト」(あるいは「バーンズ・サパー」)が挙げられます。

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バーンズとは、18世紀にスコットランドで活躍した国民的詩人のロバート・バーンズ(Robert Burns)のこと。日本では「蛍の光(Auld Lang Syne)」として歌われているスコットランド民謡で有名ですね。本国では今でも文化の中心的な位置をしめ、広く国民に愛されている詩人として紙幣に肖像が印刷されているほどの歴史的有名人。
「バーンズ・ナイト」とは、この国民的詩人をおぼえて祝う記念日。ここトロントでも本国にならい、スコティッシュ・パブなどで毎年この時期になると伝統にのっとったディナーが提供されるのです。そこでどんなお祭りなのかを体験するため、昨年の1月25日に取材をさせてもらいました。

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向かったのはトロントのダウンタウンにあるパブ「DUKE OF WESTMINSTER」(http://westminster.thedukepubs.ca)。この日に限り行われる特別行事の時間になると、バグパイプを演奏する正装をした紳士に先導され、拍手によって迎えられうやうやしく登場したのが伝統料理「ハギス」。

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見た目は巨大なハムのかたまりといういでたちの料理の正体は、羊の内蔵、オート麦、たまねぎ、ハーブを羊の胃袋に詰め茹でた(あるいは蒸す)詰め物。このハギスを前にして伝統にのっとりスピーチ(バーンズ作「ハギスに捧げる詩」の朗読)が行われると、皆そろって乾杯! ハギス・ディナーで食事を共にします。食事をしていると、バグパイプの一団がスコットランド民謡を演奏しながらパブの中を練り歩き、ムードは一気にアップ。まるでここはトロントではないかのような錯覚に陥ります。

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私も取材の後、バー・カウンターで「ハギス・ディナー」を実際に食べてみました。お皿には先ほどのハムのかたまりのようなものがカットされ、マッシュ・ポテトとカブのマッシュしたものがついてグレービーとともに食します。ハギス自体は濃厚でねっとりとした「腸詰め!」そのものの味わいですが、思ったほどクセがなかったのには驚きました。お皿にちょこんと乗っているショットグラスには、スコッチ・ウイスキーが。これをまずグイッとやってからハギスをいただくのがスコットランド流なのだそうです。

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バグパイプの音楽をBGMにハギス・ディナーをいただく。故郷に思いをはせるスコットランド系カナダ人のみならず、私のようなスコットランドに縁もゆかりもない者も、トロントにいながらにして本場の伝統行事が味わえる。これこそ「移民の街トロント」の面目躍如というところでしょう。

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今年も例年のように古式ゆかしい「ハギス・ディナー」が市内各所のパブなどで行われています。このディナーは期間限定なので、興味のある方は25日にぜひどうぞ!

トロント歴史探訪は続く・・・

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「多様な文化が入り交じっている街トロント」「移民の街トロント」などと紹介されるこの街の成り立ちに興味を持ったのは、自分自身移民としてこの街に長く住みながらトロントがいったいどうやって始まったのかを知らないということを考えるようになったここ数年のことです。一昨年から時間を見つけて調べながら、一つ一つ当時をしのぶ場所を訪れていますが、時間と場所と人がいろいろとつながっていることをたどって行くのは、なかなか楽しい作業でもあります。

私自身もともと歴史に特別興味があったわけではありませんが、昨年200周年を迎えた「War of 1812 / Battle of York」と呼ばれる出来事を調べて行くうちにさらに興味が湧いてきたというのが正直なところです。
調べて行くと、当時イギリスから移民してきた人々の中には普通の労働者の他に、政治家であったり技術者だったり建築家だったりと実に様々な人々がやってきたことがわかり、自分が住んでいる街がどういうふうにできあがって来たのか、一つ分かると次も知りたくなるという興味の連鎖が続いています。
実は今、トロントから2時間ちょっとのロンドン(オンタリオ州)という街に取材に通っているのですが、ここもトロントの街の発祥と少なからず関係があることにちょっと驚きです。

今はトロントが一番気温が下がる時期なので、あんまり外には出たくない・・・というわけで、まとまった時間が取れる今、まずはこれまでこのブログで書いてきたものをまとめてみました。まだまだ掘り下げられる面白い題材があるのではないかと考えているのですが。。。
(なお、上の写真はアッパー・カナダの最初の議事堂(1818-1824/現在は消失)跡地に昨年できた歴史展示館内部)
【トロント歴史探訪】
トロントという街がどのように始まったのか、まずは調べてみました
トロント発祥の地がどこなのか、今のダウンタウンに訪ねてみました
トロント発祥時の政治・経済の中心となった舞台を訪ねてみました
「Battle of York」200周年の年にトロントのダウンタウンにあるFORT YORKを訪ねてみました
トロントの街の建築に携わった人物をハイパークに訪ねてみました
【番外編 】
超ローカルですが、トロント発祥と言われる食べ物を食べてきました

2013年1月21日月曜日

オンタリオ州でこの夏行われる帆船フェスティバル

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トロントに来て驚いたことがいくつかありますが、その中でもいまだに見るたびに驚くのが「オンタリオ湖」。ダウンタウンのユニオン駅からひと駅南におりると、まるで海! と思わせるような広大な湖が目の前に広がっています。ここ数年は「ウォーターフロント」と呼ばれるトロントのオンタリオ湖畔地区の中心にある建物クイーンズキー・ターミナルを中心に整備が進み、夏になるとボードウォークやローラーブレード、サイクリングやジョギングを楽しむ人たちでにぎわいを見せています。

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特に「Tall Ship」と呼ばれる帆船を中心にしたフェスティバルが、毎年夏の風物詩となっています。威風堂々の帆船を見るにつけ「いったいこの帆船はどこから来るんだろうか?」と疑問に思っていたのですが、はるばる大西洋からやってくることが判明。
帆船はまずカナダの大西洋側にあるセントローレンス湾から入り、オンタリオ湖までの約1000キロはセントローレンス川を航行し、オンタリオ湖からはエリー湖、ヒューロン湖、ミシガン湖そして最も上流のスペリオル湖へと運河などを経由して五大湖を巡るわけです。
実は今年、五大湖を舞台にした大掛かりな帆船レース「TALL SHIPS CHALLENGE® Great Lakes 2013」が計画されています。前回行われたのが3年前の2010年。「Great Lakes United Tall Ships Challenge® 2010」という名前のレース・イベントが行われ、トロントにも帆船が多数やってきました。

今年では米英戦争(War of 1812)から200年が経ったことを記念して、6月中旬から9月下旬にかけてさらに大きな規模のレースとイベントが五大湖畔の各都市で計画されています。


帆船フェスティバルの公式ウエブサイト:
http://www.sailtraining.org/tallships/2013greatlakes/index.php
トロントで帆船が見られるのはカナダデー(建国記念日)の前の週末、6月20日〜23日。同時期に「Redpath Waterfronto Festival Toronto」という恒例のイベントが今年も行われます。またトロント市内では「トロント・ジャズフェスティバル」も開催中(6月20日〜29日)。
半年後なのでまだ情報は少ないのですが、ウォーターフロント・フェスティバルの実行委員会によると「今年はさらに盛大なものになります」ということですので、今から大きな期待が寄せられています。

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もう一つ、トロントとナイアガラの中間地点にセント・キャサリンズという街があるのですが、ここに世界でも規模が大きいものの一つと数えられているオンタリオ湖とエリー湖を結ぶ「ウエランド運河」があります。写真はオンタリオ湖そばのロック3と呼ばれる船の通過地点ですが、普段は巨大なタンカーが行き来するこの場所にこれらの帆船が通過するのではないかと予想するのですが・・・・
ウォーターフロントフェスティバルの公式ウエブサイト:
http://towaterfrontfest.com
以下はここ数年撮り続けているウォーターフロント地区の様子や、帆船フェスティバルの写真です。スライドショーでご覧ください。

ウォーターフロント地区の様子:


2010年の帆船フェスティバル:


2012年に行われた帆船フェスティバル会場で行われたWar of 1812のスキット:


ボートクルーズ(メディアツアーで参加):


帆船ボートツアーの「KAJAMA」:


2012年のフェスティバルで行われたウォーター・シアター:


なお、発表されている2013年の日程は以下の通りです(1月21日現在)。オンタリオ州の湖畔にある各都市にも帆船がお目見えするようで、楽しみです!

6月15日〜16日 Brockville, Ontario  
6月20日〜23日 Toronto, Ontario  
6月28日〜7月1日 Hamilton, Ontario & Port Dalhousie, Ontario  
7月4日〜7日 Cleveland, Ohio  
7月12日〜14日 Bay City, Michigan www.tallshipcelebration.com
7月19日〜21日 Sault Ste. Marie, Ontario  
7月26日〜28日 Duluth, Minnesota www.visitduluth.com/tallships2013
8月8日日〜12日 Chicago, Illinois  
8月16日〜18日 Green Bay, Wisconsin www.tallshipsgreenbay.com
8月17日〜18日 Collingwood, Ontario & Owen Sound, Ontario  
8月24日〜25日 Penetanguishene, Discovery Harbour, Midland, Ontario  
8月30日〜9月1日 Amherstburg, Leamington, Kingsville, Windsor, Ontario  
9月2日 BATTLE OF LAKE ERIE AT PUT-IN-BAY, OHIO www.battleoflakeerie-bicentennial.com
9月6日〜8日 Erie, Pennsylvania www.tallshipserie.com
9月12日〜15 日 Montreal, Quebec  

2013年1月17日木曜日

トロントは夜景の季節!


気温がぐっと下がってきたトロント。いよいよ「夜景の季節」ですね〜 というわけで、先日CNタワーでトロントの夜景を撮ってきました。普段は結構な高所恐怖症ですが、カメラを持つと何とかなるという不思議な状況ですが、前回ここから夜景を撮ったのが2007年頃とかなり前。基本的にあまり変わらない風景ながら、やはり写真が古くなってしまっているので新たに撮り直してみました。あらためて見てみると、やはりきれいですね。この時期のCNタワーは、週日なら夏に比べると閑散としていて待ち時間も皆無。ゆっくり撮ることができました。

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ギフトショップで見つけたレゴで作られたレプリカについては「地球の歩き方」の方で書きましたが、レゴランドのディスカバリー・センターが今春オープンするようで、ちょっとしたニュースになっています。(http://tokuhain.arukikata.co.jp/toronto/2013/01/cn.html

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これはギフトショップで見つけたCNタワーの形をした瓶に入った、メープルシロップ。カナダのお土産といえばメープルシロップですよね。まあベタですが、こういうのもいいですね。

2013年1月13日日曜日

NHL / Maple Leafsのゲームは21日スタート!

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ロックアウトが終わり、今月からようやく2012-2013年シーズンが始まるNHL(アイスホッケー)。トロント地元チームのToronto Maple Leafsは19日(土)、モントリオールでMontreal Canadiansとの一戦(アウェー)からスタート。
ホーム・オープナーはAir Canada Centre/ACCで21日(月)午後7時から。
なおチケット販売は木曜日からになっています。
詳細はウエブサイトを参照:http://mapleleafs.nhl.com

先ほどの記者会見で発表された、31名のトレーニング・キャンプのロースターです。この中から23名がスターティング・ロースターに選ばれます。中には、現在Marliesで活躍している主力選手の名前(赤字)が入っていますね。Marliesのキャッチフレーズが「Every game is a tryout」、いわゆる「一軍」のLeafsに上がることが最大の目的ですから多くの選手に入って欲しいのですが、一方で現在絶好調のMarlies、もしここでリストアップされている主力選手が全員抜けたらどうなるか・・・・ちょっぴり心配です。

2012-13 Numerical Training Camp Roster

3 Dion Phaneuf(D)
4 Cody Franson(D)
8 Mike Komisarek(D)
11 Jay McClement(F)
12 Tim Connolly(F)
15 Matthew Lombardi(F)
16 Clarke MacArthur(F)
18 Mike Brown(F)
19 Joffrey Lupul(F)
20 David Steckel(F)
21 James van Riemsdyk(F)
23 Keith Aucoin(F)
24 John-Michael Liles(D)
25 Mike Mottau(D)
28 Colton Orr(F)
30 Ben Scrivens(G)
34 James Reimer(G)
36 Carl Gunnarsson(D)
39 Matt Frattin(F)
41 Nikolai Kulemin(F)
42 Tyler Bozak(F)
43 Nazem Kadri(F)
44 Morgan Rielly(D)
45 Mark Fraser(D)
47 Leo Komarov(F)
48 Ryan Hamilton(F)
51 Jake Gardiner(D)
53 Mike Kosta(D)
55 Korbinian Holzer(D)
81 Phil Kessel(F)
84 Mikhail Grabovski(F)

2013 Toronto Maple Leafs Regular Season Schedule (HOME GAME)
【2013年】
1月21日 7:00 PM ACC SABRES
1月24日 7:00 PM ACC ISLANDERS
1月31日 7:00 PM ACC CAPITALS
         
2月2日 7:00 PM ACC BRUINS
2月4日 7:00 PM ACC HURRICANES
2月11日 7:00 PM ACC FLYERS
2月16日 7:00 PM ACC SENATORS
2月21日 7:00 PM ACC SABRES
2月27日 7:00 PM ACC CANADIENS
         
3月4日 7:00 PM ACC DEVILS
3月6日 7:00 PM ACC SENATORS
3月9日 7:00 PM ACC PENGUINS
3月14日 7:00 PM ACC PENGUINS
3月16日 7:00 PM ACC JETS
3月20日 7:00 PM ACC LIGHTNING
3月23日 7:00 PM ACC BRUINS
3月26日 7:00 PM ACC PANTHERS
3月28日 7:00 PM ACC HURRICANES
         
4月4日 7:00 PM ACC FLYERS
4月8日 7:00 PM ACC RANGERS
4月13日 7:00 PM ACC CANADIENS
4月15日 7:00 PM ACC DEVILS
4月18日 7:00 PM ACC ISLANDERS
4月27日 7:00 PM ACC CANADIENS
        *All Times Eastern

2013年1月10日木曜日

2013年ホンダ・インディートロント概要

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毎年夏にトロントで開催されるモータースポーツのビッグイベント、「ホンダ・インディー・トロント」。今年も7月12日(金)〜14日(日)の日程で、ダウンタウンの南、オンタリオ湖畔にあるエキジビション・プレース周辺の全長1.755マイル(2.824 km)の公道をサーキットにして行われます。

予定されているレースは全19戦。アメリカを中心に、カナダはトロントのみの開催。今年から日本でのレースがなくなり、サンパウロ(ブラジル)でのレースが組まれています。
2013年 インディー・カーのレース・スケージュール
3月24日 Honda Grand Prix Of St. Petersburg St. Petersburg, FL
4月7日 Honda Indy Grand Prix of Alabama Birmingham, AL
4月21日 Toyota Grand Prix of Long Beach Long Beach, CA
5月5日 Sao Paulo Indy 300 Sao Paulo, Brazil
5月26日 Indianapolis 500 Speedway, IN
6月1日 Chevrolet Indy Dual in Detroit(Race 1) Detroit, MI
6月2日 Chevrolet Indy Dual in Detroit(Race 2)  Detroit, MI
6月8日 Texas Motor Speedway Fort Worth, TX
6月15日 Milwaukee IndyFest West Allis, WI
6月23日 Iowa Corn Indy 250  Newton, IA
7月7日 Pocono INDYCAR 400 Long Pond, PA
7月13日 Honda Indy Toronto(Race 1) Toronto, Ontario
7月14日 Honda Indy Toronto(Race 2) Toronto, Ontario
8月4日 Honda Indy 200 at Mid-Ohio Lexington, OH
8月25日 GoPro Indy Grand Prix of Sonoma Sonoma, CA
9月1日 Grand Prix of Baltimore Baltimore, MD
10月5日 Shell and Pennzoil Grand Prix of Houston(Race 1) Houston, TX
10月6日 Shell and Pennzoil Grand Prix of Houston(Race 2) Houston, TX
10月19日 MAVTV 500 Fontana, CA
このレース、正式には「インディーカー・シリーズ」と呼ばれ、F1ばりのフォーミュラーカー(オープンホイール)を使った北米で行われる本格的なカーレース。トロントではホンダ・カナダがメイン・スポンサーとなり、開催されます。
レースは3月24日のセント・ピータースバーグで行われる「Honda Grand Prix Of St. Petersburg」を皮切りに19戦。昨年は優勝まであと一歩と迫った唯一の日本人ドライバー佐藤琢磨は、今年も参戦決定!(AJ Foyt Racingに移籍が発表されました)今から熱戦が期待されています。

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さて、今レースファンの間で話題となっている目玉企画の「ダブル・ヘッダー」。これまでは1コース1レースが基本でしたが、今年はデトロイトとヒューストンそしてトロントの3カ所で2レースが連続して行われる新システムが採用され、土曜日の「レース1」に続き日曜日の「レース2」が行われます。

気になる入場料ですが、レースの様子を観戦できるスタンド席は全部で5種類。
スタートとゴールの様子がバッチリ見える「スタート/フィニッシュ席」、ピット正面の「ピットレーン席」、迫力のコーナーが見られる「ターン3席」はいずれも$125から(2日通し券)。ゴール直前のコーナーワークが見られる「ターン10席」「ドクター・ペッパー席」は$60から(一日券)。
下の図は今年度のトラックマップです。紫で四角くかこった部分がスタンド席の位置になります。オンラインで購入すると、好みのシートをあらかじめ確保する事ができます。


トラックマップの詳細はこちらから

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レースの雰囲気を味わうだけなら、オンタリオ・ホンダ・ディーラー協会がスポンサーとなって終日無料開放する練習日の金曜がオススメ! なお、土/日は入場のみの場合は2日通し券が$50(一日のみの場合はそれぞれ$35)となっています。
http://www.hondaindytoronto.com/tickets
この他、各チームがマシンを調整する「パドック」、レーシング・カーがコースに出入りする「ピット」に入れる特別の入場券も発売されます(数量限定)。

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ちょっと気が早いですが、チケットはすでに発売されていますのでモーターファンはぜひ!

2013年1月6日日曜日

RICOH GXR A12 Mountで風景を撮る


前回のGXRの話題の時にはレストランでのお食事シーンを中心に、A12マウント・ユニットを使って撮った写真を中心に使いました。今回は趣向を変えて「風景」の写真をご紹介しますね。撮影時期は11月初旬、場所は甲府で一時帰国をした時に訪れた場所です。

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レンズは、Nippon Kogaku NIKKOR-H・C 1:2 f=5cm、Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5、同じくNokton Classic 35mm F1.4の3本。一番上の写真は35mmだったかな? 次の2枚はNikonです。

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この2枚はNikon。ワイナリーというか観光ワイン・センターの地下にセラーがあって、その場で試飲しながらワインが買えるという施設で撮ったもの。ちょっと暗い感じの室内でしたが、なかなか面白い写真が撮れました。NikonレンズはF2まで開けるとボケ味が面白いですね。

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この2枚は昇仙峡。ちょうど紅葉の終わりぐらいで、お天気がとても良かったのでいい写真が撮れました。実は帰りの電車の時間が迫っていたので、かなり駆け足の観光でした。従って小走り? しながらのスナップ写真。かなり絞っても太陽の光があったのでシャッタースピードが稼げて、カラフルな写真になりました。この時はVoigtlander Super Wide-Heliar 15mm F4.5がささっていたと思います。このレンズはスナップにとっても便利。もともと広角側が好きなので常用レンズとして重宝していますが、入荷してもすぐ売れてしまうなかなか手に入らないレンズだとショップの人に聞きました。たまたまNokton Classic 35mm F1.4のカッコいいフードを買い求めにお店に立ち寄ったところ、入荷したばかりのものが一本あったので迷わず購入してしまいました。

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逆光も取り入れてみました。しかし日本の紅葉はカナダの雄大なものに比べると繊細で、色が鮮やかですね。

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白黒で。これは甲府駅。山が見えて「日本〜」っていう感じですね〜。トロントは山はない、海もない(巨大なオンタリオ湖はありますが)都会なので、久しぶりにこういう景色を見ると「日本に帰ってき」という実感がわきます。

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ちょうど訪れたこの時は、名産の「干し柿」の準備の最盛期でした。生まれてはじめて見る干し柿を吊るす光景は圧巻でした。こういうオフの時は、一眼レフではなくてGXRだと断然取れ高がいいですね。レンズをシーンによって3本つけかえるのも楽しいものです。特にお天気が良い日は絞りを8くらいにしておいて、ピントを遠景にあわせておけばだいたいちゃんと撮れてしまいますから、気軽にパシャパシャとシャッターを切る楽しさが嬉しいです。

2013年1月4日金曜日

Harbordの高級レストラン「Splendido」

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トロントのダウンタウンの穴場的スポット、ハーボード・ストリート。前回の「Harbord Room」に続き、今回は「Splendido」へ。家から行こうと思ったら徒歩で行けるかな、という距離(たぶん20分くらい?)。夏だったらブラブラと散歩もいいですよね〜 お店を外から見るとなんてコトのない外観ですが、中に入ると結構高級。椅子やテーブルは高級感バッチリ。最初に出てきたワインリストを見るとグラスで15ドル以上、ということはディナーでだいたいひとり100ドルくらいの予算になりますね。どおりで電話で予約した時に「結婚記念日ですか?」と聞かれたわけですね。特別な記念日に来るレストラン、ということでしょうか? 私たちはこの日特に記念するようなことはなかったので、「いえ、フツーのディナーです」と答えたのですが・・・

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とりあえず、食前酒というかワイン等を注文。妻は白で、私はマンハッタン。

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すると「キッチンからです」と言ってカボチャのスープと何か(名前忘れた)が出てきました〜なかなかの美味。これらをつまみながらゆっくりとディナーを始めます。

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出てきたマンハッタンの氷が大きくていいですね。

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ワインのデカンタがリデルの小さいやつでした。これ、家に欲しい。

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メニューはすべて「シェア」で。ということは一皿を二つに分けて出してもらうということなんですが、まるで一人分のような盛りつけ。これはトラウトのタルタル。ジェル状に仕上げたソースの上にキノコと皮の天ぷらが乗っています。

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これはパスタ。中にはチーズのフィリングが。

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舞茸のサラダ。メニューで見た時にはどんなサラダなんだかイメージがつかめませんでしたが、これは美味。ちょっと甘めに仕上げた舞茸にゴート・チーズが乗っていて、この日イチバンのお皿でした。

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メインの鴨のコンフィ。これは一人サイズです。

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シーバスのグリル。こっちも一人サイズ。この時点で結構おなかいっぱいです。

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メインはそんなに強い印象はありませんでしたが、全体としてはとても美味しかったと思いました。

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デザートまで食べて、結局お会計は300ドルくらいになっちゃいましたので、お値段については「特別な日のディナー」的な感じでしたね。

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帰りにはこんな「おみやげ」(中には手作りクッキー的なものが入っていました)ももらい、「特別な日のディナー」ではなかったんですけど、充分に楽しむ事が出来ました。

どうでしょうか、やっぱりここは会社の接待とか、記念日のディナーとか、そういう感じの時がいいような気がします。アペタイザー一品、メイン一品がちょうどいいボリュームかと。そうすると「プリフィックス」メニュー(60ドル)なんかもいいかもしれませんね。3品のコースにそれぞれワインのテースティングがついて(45ドル)、100ドルくらいでそれなりに良い感じになります。実は最初にこれも考えたんですけど、「いろいろ食べてみたい」ということになって、結果おなかいっぱい食べちゃいました〜

詳細はウエブサイトで確認を:
http://splendido.ca/