トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2012年1月31日火曜日

オーロラ撮影用カメラ(2) - デジタル一眼レフとコンパクトデジカメ

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オーロラ撮影に持って行くカメラを何にするか、すでにRICOH GXRは決まっているのですが、それ以外のものをどうするかは現在悩み中。。沢山持って行っても三脚は2本で一度に2台が限界、いつものことですが持って行っても使わないカメラが発生するので、今回は厳選したいところですが・・・・

GXRを除いて、次に関心があるのは最近全然使っていないのですが「SIGMA DP-1」(写真右端のカメラ)。DP-1は一見するとフツーのコンパクトデジカメですが、実は高精細な撮影が可能な「フォビオン素子」が搭載されていて、本気で撮ると凄い絵が撮れたりするカメラ。しかしとってもクセのあるカメラで、バッテリーの容量も小さく、しかもカメラ自体がバッテリーを喰う感じなので、DP-1をオーロラに持って行ってどういう結果になるのか、ちょっとチャレンジングです。というわけで、DP-1は決定。

2012年1月29日日曜日

オーロラ撮影用カメラ(1) - RICOH GXRの保温対策

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大事な時に大事なことが重なるのは人生において多々あることではありますが、「地球の歩き方 カナダ東部版」のトロント特集の撮影と納品に続いていくつかの撮影仕事が終わりかけのタイミングで(実はまだ終わっていない所がミソなんですが・・・)、先週末から今年一年を通じて写真でトロントをレポートするプロジェクトが始まり、何だかいつも頭の中でグルグルと考え事をしている日々が続いています。

そしてオーロラ撮影のためにイエローナイフに出発する日がもう今週に迫ってきました・・・というわけで撮影に持って行くカメラのうち RICOH GXR の保温ケースの制作に取りかかっています。というかほぼ出来上がった状態になっていますので、今日はそのお話を。

2012年1月22日日曜日

メープルシロップ収穫の季節が到来!

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ここのところようやく気温がグッと下がったトロント、遅ればせながらの冬の到着です。トロントが位置する東部カナダの冬の風物詩といえば「メープルシロップ」。ケベック州は世界最大の生産地として有名ですが、オタワやトロント近郊でもメープルシロップは生産され、おそらく今が最盛期ではないでしょうか? 我が家でメープルシロップと言えば、毎年一回だけ行われる St.Jacobs のメープルシロップ・フェスティバルで「Extra Light」を箱買いして冷凍庫に保存し、コーヒーのお砂糖代わりに使っています。

メープルシロップの歴史は古く、ヨーロッパから北米に移民が訪れるはるか前の先住民族(アボリジナル)の時代にさかのぼります。いつ始まったのか、というはっきりした年代は特定できないようですが、楓(カエデ)の木にV字型の傷をつけて薄い木べらのようなものを差し込み、バケツに樹液を流し込んで一晩置くか、熱した石をバケツに入れる方法で水分を蒸発させるという方法が最古の製法のようです。彼らは一年の最初の満月を「Sugar Moon」と呼び、「メープルダンス」を踊って収穫を祝う宗教的な行事を行っていたのだそうです。なかなか味のある話ですね。今ではメープルシロップ原液の収穫はビニールのパイプラインが使用され熱した石を入れる代わりガス釜になったりはしていますが、製法の過程は今も基本的には変わっていないのです。

2012年1月20日金曜日

カナダのコンテンポラリー・ダンスに出会う

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この写真はCOCの取材中、フォーシーズンズ・センターのメディア担当から勧められたフリーコンサートで撮った一枚。カナダのコンテンポラリー・ダンス界の第一人者 Peggy Baker さんが新たに立ち上げたダンスカンパニー「Peggy Baker Dance Projects」の、今日から始まる「the sound and feel of it(ウエブサイト)」公演のプレビューでした。撮影前に Peggy さんがすごい人であるということは資料を読んで理解していたのですが、このダンスカンパニーに日本人の方がおられるとは思いもよらず、ショーが始まる時に紹介されたダンサーの名前「Morimoto」という言葉が耳に飛び込んで来て思わずファインダーから目を離して「えっ?」と。

プレビューの後に少しだけお時間をいただいてフロアで簡単なお互いの自己紹介をしたのですが、聞いていると私がトロントに来た1997年、同じ年にバレエスクールに留学するためにトロントに来たとのこと(察するにその時彼女は中学生)。その翌年にスクールの先生として現れた Peggy さんに出会い師事することになったというストーリーにとても驚きました。「それぞれの15年間でしたねぇ、奇遇ですねぇ」などと・・・

2012年1月19日木曜日

オーロラの撮影でイエローナイフに行く(1)

去年は上海〜香港に行き、沢山写真を撮りました。特に「街歩き」での撮影スタイルはその後のニューヨークでの撮影につながり、昨年一年を象徴するような出来事になりました。というわけで今年もどこかに行きたいと考えていたのですが、「やっぱりカナダ?」と。東の方は、モントリオール、ケベック・シティーに行ったことはありますし(どちらも大好きな街です)、今から5年位前にはお友達家族と連れ立って車2台で「トロント〜モントリオール〜ケベックシティー〜モンクトン〜プリンスエドワード島〜ペルセ〜ガスペ〜ケベックシティー〜トロント」という東部カナダ一周旅行に行ったこともありましたので(ああ、これはどこかでまとめたいですねぇ。写真がイッパイあります)、今回は「やっぱり西?」。

ということで、まずは目的地を「イエローナイフ」に決定。決め手となったのは「カナダと言えば大自然。冬の大自然と言えばオーロラ。カナダでオーロラと言えばイエローナイフ!」と、極めて単純な理由で。。。これは決めた後にわかったことなのですが、イエローナイフが所属する「ノースウエスト・テリトリーズ(ノースウエスト準州)」の西隣「ユーコン」でもオーロラが見える! さすがカナダ、まだまだ知らないことが多いのですね。次回(があれば、の話なのですが)はぜひユーコンのオーロラにチャレンジしてみたいです。

さて、イエローナイフのことに戻るのですが、正直言ってどこにあるのか、トロントからどれくらいかかるのかさえはっきり分かっていない状況。しかも噂によると現地で冬の一番寒い時にはマイナス40℃になるとか。そうすると防寒対策とか、カメラのこととか、そもそもいつ行ったらいいのかとか疑問が山積み・・・興味深い展開になってきました。

2012年1月14日土曜日

「ウインタリシャス」、どうする?

Spicy Mussles @ Cave Springs
トロント市が主催する冬のレストラン・イベント「Winterlicious(ウインタリシャス)」は今年で10周年 。ウエブサイトに詳細が載っていますが、「prix fixe」といって、スープやサラダなどのスターター、メインコース(肉、魚、ベジタリアンもあるレストランがある)、デザートの三種類があらかじめ決められたものから選ぶ事ができます。期間は1月27日〜2月9日限定。この期間、普段はなかなか手が出ない高級レストランがランチで$15、$20、$25、ディナーで$25、$35、$45(税、チップは別)とリーズナブル。結果として人気店は予約が取りにくいものも多いのが悩みの種。
http://www.toronto.ca/special_events/winterlicious/2012/index.htm

そして参加しているレストランのリスト175件からお気に入りの一軒を見つけるのが大変。でも、リストとメニューをじっくり見くらべて考えるのも楽しみですね。リーズナブルな料金という事は食材等コストと味のバランスをどう取るか、シェフ達の工夫と知恵の見せ所。スローな冬の時期にお客さんをレストランに呼び込む目的で、トロント市が旗ふり役でリーズナブルな料金設定をしているイベントですが、クオリティーは落としたくないはず。さてさて現段階で絞ったのは以下の6件、ここから夫婦二人で行くレストラン、家族四人で行くレストランを選ぶのは大変だな・・・(写真は本文とはまったく関係ないのですが、ナイアガラ・ワインルートの「Cave Springs」のレストランでランチをした時のもの)

2012年1月11日水曜日

カナダ・オペラの歴史を学ぶ

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今日は「Four Seasons Centre for the Performing Arts」のフリー・コンサートに顔を出してきました。ここはカナダのバレエとオペラの殿堂として2006年に完成。以来オペラやバレエの公演のみならず、コンサートホールとしても使われています。なぜ行ったかというと、仕事をしながら聴いていたプッチーニのトゥーランドット、「Nessun Dorma(誰も寝てはならぬ)」が急に耳に入って来て、それ以来オペラのことが頭を離れないのですね。

実は高校時代にオーケストラに属していた私。音楽の先生が二期会の会員で、「オペラをタダで見せてあげるよ」と言っては某ホールの楽屋口からくねくね階段を上り下りして舞台がカーテン越しにばっちり見える場所に連れて行ってもらっていました・・・「あのね、帰り道わからないだろうから、終わるまで動かないでね」といわれ、「ラ・ボエーム」を始めから終わりまで立ちっぱなしで見た記憶があります・・・あの時に見た舞台装置の美しさ、歌手のきらびやかな衣装や言葉はわからないものの情感たっぷりに歌い上げられるアリアなど、だいぶ記憶は色あせてはいますが、今でも思い出す事ができます。そしてあれから30年以上もたってしまったことを考えると、時の流れの速さにはあらためてビックリします。そんなこんなで、カナダとオペラについて少しだけ調べてみました。

2012年1月10日火曜日

トロント市の始まりを探る


自分が住んでいる場所がどういう所なのか、そのことを学ぶために一冊の本「Mark Osbaldeston : UNBILT TORONTO, A History of the City that might have been」を昨年の秋に購入、少しずつ時間を作って読み始めています。

今を遡ること3500年以上前のこと、現在「トロント」と呼ばれているオンタリオ湖畔北側地域に人が住み始めたのは紀元前1500年。ヒューロン族と呼ばれる先住民族が住んでいました。私達が住んでいる場所の歴史をたどって行くと、そこには植民地戦争によって先住民族が翻弄される歴史が見えてきます。

2012年1月9日月曜日

トロント発祥、懐かしい寿司ピザの味「japango」

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散歩の途中に目に入った近所の日本食レストラン「japango」の正面の窓に人影が。「あれ、japangoは日曜定休じゃなかったっけ?」と思いつつ前を通りかかると「Now Sunday Open」の文字。早速中に入って店員さんに確認すると、日曜営業中とのこと。もう何年もこの店に来ていないなぁと思いつつ、早速ディナーの予約を入れてしまいました。数年ぶりに中に入るとやはり以前と変わらず、とても狭い。要予約のお店です。息子たちと3人で入ったのが午後6時。すでに予約で一杯の上にテイクアウトのお客さんもいて、店内はてんやわんや。7時を過ぎると最初のお客さんが出るので少しだけ席に余裕が出ていましたので、急いでいない場合は7時過ぎの予約の方がいいかもしれません。

メニューを見ながらまず注文したのが「寿司ピザ」。「え、寿司ピザって・・・」と思われるかもしれませんが、想い出のメニューなのです。トロントに来たての頃、当時からトロントの日本食レストランでは老舗だった「波」にいた方(だいぶ先輩)と知り合いになり、いろいろと可愛がっていただいていた時期がありました。その方の本職は理容師なんですが釣りと料理がプロ級。ある時「寿司ピザってあるじゃないですか。あれは私が『波レストラン』にいた時に出来たトロントオリジナルのメニューだって知ってました?」と。聞いてみると寿司用のシャリが残るのを見かねた板前さんたちが冷凍保存していたシャリを捨てずに済む方法はないかと、試しに高温の油で揚げてみたら美味しかった、と。この寿司ピザ、偶然からうまれたメニューだったのです。メニューを見ているうちにこんな話をふと思い起こしたので、懐かしさもあって注文してみました。

2012年1月7日土曜日

ロケーション撮影をしながら考えること

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今週は「地球の歩き方 東部カナダ版」のトロント特集ページ用の撮影でほぼ一週間のスケジュールが埋まってしまいましたが、とても良い経験をさせてもらっています。トロントに住むものが紹介をする、というのはきわめて自然なことでもあり、軽いプレッシャーを感じながらも楽しい撮影が続いています。

特に毎晩自分が撮影したものを一枚ずつ確認しながら選定する作業は、時間はかかるものの充実した時間でもあります。カメラのファインダーを通して見たものと、パソコンの画面を通して見るものは、イメージとしては同じなのですが若干違う。自分の撮った写真から学ぶことはとても多いです。

2012年1月4日水曜日

新春仕事はじめ

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2012年もあっという間に始まってしまいました。今年は年末からほぼ休みなく仕事をしていましたので、すっかりお正月というものを忘れてしまいましたが、昨年までの自分なりのまとめもできたし、新たにすっきりした思いを持って新年を迎えています。それにしても昨日のトロントは寒かった〜マイナス26℃でしたね。

さてそんな中、今取り組んでいるのは、今年リニューアルされる「地球の歩き方 東部カナダ版」のトロント編の特集ページの撮影。Nikonを2台にRICOH GXRを首からぶらさげてトロント市内を行ったり来たりしています。今回はライターさんからの依頼で行動を共にしています。この方がとっても良い方で、一緒に回っていても撮影のみに集中できて大変楽しい毎日です。今年はこういう始まり方ですね。ちょうど半分の日程が終わった所ですので、いろいろな理由で納品できないミスショットをここでちょっとだけ公開。