トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2011年7月10日日曜日

ホンダインディー・トロントいよいよ最終日

初日金曜日、二日目土曜日と、怒濤のような日々が続いていますが、ようやく最終日の日曜日。先ほど最後のトライアルができる朝のウォームアップ・セッションが終わり、レース本番までの時間を使ってプレスセンターでこれを書いています。
佐藤琢磨選手は、残念ながら予選では良いタイムを出すことができませんでした。今日は19番グリッドからのスタートのようです。この写真は朝のウオームアップ・セッションで撮ったもの。ターン1のホンダコーナーに入ってくる所です。トロントはストリートを使ったレース。当然でこぼこの多いバンピーなコースにマシンを調整していかなければなりません。琢磨選手のクルーは苦戦しているようです。このウォームアップセッションは調整できる最後のアタック。撮っているこちらにビンビン緊張感が伝わってきます。どこまでマシンの精度を詰められたでしょうか。。。
これは初日に撮ったピットレーンの様子。ここにはピットクルーの他に、我々のようなカメラマンに加えて、ピットに入れるチケットを持っている人たちでごった返しています。しかしレースデーの今日はすべてが変わります。「レースモード」と呼ばれていますが、ピットレーンには原則としてドライバーとピットクルー、それに限られたカメラマンしか入れません。
これは琢磨選手のピット。走っている間は割にのんびりとしているのですが、ピットに入ってくることがわかると一斉に動き始めます。
マシンが入ってきた瞬間。各自がやるべきことをしているのですが、見ているととてもオーガナイズされていて、動きに無駄がなく、さすが一秒を争うプロの仕事。
おそらく常に連絡を取り合いながらタイムアタックが進んでいるものと思われますが、ピットインした後すぐクルーが琢磨選手の所にiPadのようなものを手渡しているのがちらりと見え、もしそれが本当ならば、ドライバーは常に自分の走った軌跡をデータに基つき論理的な分析のもとに対策を考えているのではないでしょうか。
タイムアタックが終わった後、ドライバーは必ずピットにあるブース(パソコンがずらりと並んでいます)に入ってディスカッションをします。
モニターを見ながら何やら真剣な議論が展開されており、ファインダー越しに見る琢磨選手の眼光の鋭さにドキッとさせられます。
これはピットに置かれたタイヤを着脱する時のドリルのようなツール。
何かを調整しているのでしょうね。
左の棒がついたツールをマシンの後ろから差し込んでエンジンをかけます。これにはびっくりしました。レースカーは、一旦エンジンが止まってしまうと自力ではリスタートができません。
コース上でそういうことが起こると、こんな風にトラックに引いてもらってピットに戻るしかありません。ちょっとかっこ悪いですね。。
ダニカ・パトリック選手。ターン9から10に向かう所です。彼女は21番グリッドからのスタート。
マイク・コンウェイ選手はグリッド4番スタート。タイムは一周59.9326秒。
グリッド3番はダリオ・フランキッティー選手。私が初めて取材に入った時の優勝者。トロントのコースとはとても相性がいい。タイムは59.9000秒。
スコット・ディクソン選手はグリッド2番。ダリオ・フランキッティー選手と同じターゲットチームですが、彼らはトロントのコースを知り尽くしているのですね。タイムは59.6646秒
そしてグリッド1番、ポールポジションは昨年のトロントの覇者、ウイル・パワー選手。タイムは59.5771。


さて、あと数時間後に始まるホンダインディー・トロント。どんなレースになるのでしょうか? 楽しみです!