トロント(カナダ)在住20年の筆者が、カナダ国内旅行やトロント市内を中心としたイベントで撮影した写真で綴るブログです。
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2009年3月17日火曜日

禅(Zen)レストラン

結婚記念日の3月17日。今年で20年目なんですねぇ。。朝から頭が痛いと言っていた妻も、ご近所さんのマッサージのおかげで「出かけられますよ~」と連絡が入ったので、仕事場からあわただしく出発。20年目ですか。。。その半分以上はもうトロントでの思い出になっているのですね。

禅レストランは随分久しぶりです。以前H君が働いていた時に一度、行ったきりです。その頃は子供たちはまだ小学生になったばかりじゃなかったかな? 

今では彼らも高校生。お店の感じも変わっていました。念のため7時に予約を入れておきましたが、正解だったようです。

ところで、レストランで頼むアペタイザー。必ず最初に注文しますよね。「だいたいこんなもんかな?」という感じのレストランが多いのですが、禅は違うようです。主観的ですけど、アペタイザーからして美味しかったのです。最初に口に入れたのが、焼き椎茸。しっとりとしておいしかったですねぇ~。

何というか、とても行き届いている、そういう感じが伝わって来るのですね。これは、当たり前のようでいて、たぶんなかなか難しいことではないかと。。

出していただいたアナゴの天ぷら。これなどは、まるで日本にいるかのような錯覚を覚えるほどふんわりして美味しかったです。

味というのは、記憶とか相性というのがあると思うので、そういう意味では我が家との味の相性がとても合うということなのかもしれません。このこと自体が嬉しいことです。

メニューを見た時に「おや?」と思って注文した鯖の松前寿司。木の芽のかおりが引き立っていました。あっという間になくなっちゃったんですね。。。

お寿司は、さっぱりとした印象です。そおいえば昔100歳になるおばあちゃんが娘二人と切り盛りしていた、常連さんだけを相手にするような小さな寿司屋があって、何故かそこの寿司飯を思い出しました。あそこは赤酢が利いていて甘みはご飯の甘みだけという、強烈な印象の寿司飯でした。冷蔵庫も木の冷蔵庫で(氷の塊が下のほうに入れられるかなり年代もの)、聞くと先代のご主人の遺志を継いで奥さんが握るようになったとか。なので「これが主人がやってきた江戸前なのでねぇ」とそんな風に言われた時に、ずっとこういう寿司でやってきたんだぁと思ったのですね。

もちろん禅の寿司飯はそこまでではありませんけれど、そういうことを思い出させるような味と香りがしたのですね。なので、ちょっとびっくりしました。

お寿司で言えば赤貝、白身やアジ、コハダのようなものが好きな私ですから、これとの相性の良いこういう流れの寿司は大好きです。